彼岸には行けずに気にかかっていた墓参りに出かけました。
今日は昼から30度になると予想されている秋晴れです。
両親の墓は、お弁当でも持ってきて墓の前で食べたくなるような、広々としたところにあります。
不義理を詫びて、少しは気が晴れました。
恒例の道の駅に寄って野菜を仕入れました。

ついでと言っては申し訳ないのですが、東京富士美術館に寄ります。

館内整備のため2026年6月から全館休館していましたが、10月3日(土)から開館。現在、須恵器をテーマにした『This is SUEKI―古代のカタチ、無限大!』が開催されています。

須恵器とは、古墳時代中期(5世紀初頭)から平安時代にかけて作られた、硬質のやきもの(陶質土器)のこと。
朝鮮半島南部(加耶地域など)から渡来した技術者によって、それまでの日本にはなかった革新的な技法がもたらされた。

それまで主流だった赤茶色の「土師器」が野焼きによる低温(約600〜800℃)の素焼きだったのに対し、須恵器は「窖窯(あながま)」と呼ばれる傾斜を利用した密閉窯を使い、1,100℃以上の高温かつ酸素を遮断した状態(還元炎焼成)で焼き締められている。
これにより粘土に含まれる鉄分が青灰色へと変化し、極めて硬く、水が染み込みにくいという実用的な特性を持つに至った。また、成形には「ろくろ」が使われたのも大きな特徴。
マグカップもありました。でも、50年ぐらいで姿を消したそうです。日本茶には合わなかったのかな?
面白いのが、展覧会の後半に展示されていた「装飾付須恵器」何の目的で、どのように使われたか不明の陶器の数々。
明らかにブロントザウルスと思われる動物があしらわれている壺。
こういう展覧会は人気が無いのか、館内はがらんとしていました。
あの、有名なブリューゲルの息子(同じ名前)が父の絵画を模写した「雪中の狩人」があります。

墓参りの帰りに、うちの母親にそっくりな肖像画を見るのも何かの縁なのでしょうか?

フランソワ=アンリ・ミュラール「貴婦人の肖像」
Portrait of a Lady in Fashionable Attire
1810年頃/油彩、カンヴァス 112.5×70.3cm








