HAMILTON Khaki Field ゲット ! h682010 型番 H68411133 | みいちゃんといっしょ

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みいちゃん と みいちゃんのパパの日記

  この頃の映画はくだらないものが多くて、長い時間我慢して見続けることがつらく、途中で見るのを止めること屡々なのですが、そんななかでも、近年気に入って何回も見直した映画が2014年公開クリストファー・ノーラン監督の「インターステラー」でした。

 地球の寿命が尽きかけ、滅亡の危機に瀕した人類を救うため、居住可能な新たな惑星を探すため宇宙へ旅立つ元パイロットの姿を描いています。

 その中で、幼い娘マーフとの別れが感動的に描かれた場面で登場する時計が HAMILTON です。

 

 父親クーパー役のマシュー・マコノヒー(不朽の名作 コンタクトにも出ていた)がつけているのが 「Khaki Aviation Pilot Day Date(カーキ アビエーション パイロット デイデイト)」

 そして娘のマーフに託そうとしているのは、この映画のために制作された時計で、のちに「Khaki Field Murph(カーキ フィールド マーフ)」として発売されています。

 

 

 

 

 HAMILTON(ハミルトン)社は、1892年にアメリカのペンシルベニア州ランカスターで創業し、現在はスイスに拠点を置く世界的な時計メーカー。アメリカの開拓精神(鉄道時計)やミリタリー(軍用時計)、航空(パイロット時計)、映画カルチャー(ハリウッド)と深く結びついた「アメリカン」スピリットと、「スイスの時計製造技術」を融合させたブランドと言われている。

 

 で、このフィールドウオッチ(陸軍で兵士が使うために作られた、頑丈で時間の読みやすさが特徴の時計)にしては、すごく上品なマーフウオッチが俄かに欲しくなって来たのですが、

1.オートマチック(自動巻き)の機械式時計なので、普段使いやメンテナンスが面倒(置いておけば止まってしまうし、約5年に1度のオーバーホールの手間と出費が痛い)

2.HAMILTON は機械式時計でも破格の廉価製品を出しているメーカーなのですが、それでも15万はちょっと腰が引ける

 ということで、マーフウオッチそのものは諦め、この時計の雰囲気に似た HAMILTON のクオーツ時計を物色することにしました。

 ところが、以前はクオーツ時計にも力を入れていた HAMILTON ですが、近年は機械式を中心に製造しているため、現行品でのクオーツ製品の選択肢は大きく狭まり、一方、中古市場には製造が中止になった古いもの(10~20年前)しか無く、その数も少ないので、物色には結構苦労しました(スマートフォンやスマートウォッチの普及により、「正確な時間を知るための実用ツール」としてのクォーツ時計の市場は衰退し、利便性ではなく「歴史、工芸品としての美しさ、所有する満足感」を味わう趣味性の高いプロダクトへと、時計メーカーは商品価値を再定義せざるを得なくなっていた)。


 それでも、現行品の中でなんとか対象を絞り込んだのが

Khaki Field Quartz 38mm


 しかし、 Khaki Field は、2024年のデザイン変更により、 1940年代〜70年代の軍供給アーカイブを意識して、文字盤がクラシックなフォントに変更されたり、文字盤の外周に線路のような分目盛りが配される等、マーフウオッチの雰囲気はまったくなくなっていました(ミリタリーとしては原型に忠実になった)。

 そこで、Khaki Field の旧型を探してみて、なんとか雰囲気が似ているものにたどり着きました。

 それが、Khaki Field h682010(型番 H68411133) です。


 ケース番号(ケースリファレンス)「H682010」は、ハミルトン(Hamilton)の定番ミリタリーウォッチではあるようです。2000年当初(2006年ごろと言われている)に発売され、2016年に色違いの文字盤デザインが異なるモデルが出された以外、同じデザインで2023年ごろまで発売されたロングセラー。
 

主な特徴とスペック
ムーブメント: スイス製クォーツ(電池式)。キャリバーには 当初 ETA 955.112が搭載され、後年 ETA F06.111 が採用されています。

ケースサイズ: 径 38mm / 厚さ 9.25mm。
ケース素材: ステンレススチール。
風防: サファイアクリスタル。

防水性能: 10気圧防水(100m防水)。
カラー・型番バリエーション(末尾の数字による違い)H682010に続く型番の違いによって、文字盤のカラーや標準装備されているブレスやストラップの種類が異なる。
H68411133が、クロ文字盤にステンレススチールのメタルブレスレット仕様。H68201093 / H68201193: ブラウン(茶)文字盤。テキスタイル(NATO)ストラップやメタルブレスレットモデルなど。


        H68201093

 2006年ごろ発売され、2023年ごろに製造中止されたモデルですから、今回ゲットした個体が、おおよそ何時に販売されたものかが気になります(さっそくベルトをブレスから革に換えました~外れなくて苦労した~)。

 


 

 【年代測定について】

 最終モデルには、今回ゲットした個体とは異なる特徴があります。

 裏蓋の「H」マークが 「spiky H」という星型っぽくなっています。

変更は、2020年〜2021年頃に行われた可能性があるとの情報ですので、少なくとも2020年以前に生産・販売された個体ということになります。

 更に、発売当初のブレスレットのクラスプ(留め金)の形状が「爪を引っ掛けて開ける摩擦固定式(安全ロック付き)という情報があります。Yotube にも現物動画があります。

 

 

1. 摩擦固定式クラスプ ➡️ 両プッシュボタン式(H605.684.104)への変更
変更時期:2008年頃
詳細:2006年の「H68411133」発売当初の初期ロットには、摩擦固定式(フリップ付き安全ロッククラスプ)が採用。しかし、日常的な使い勝手の向上と高級感の底上げを図るため、翌々年の2008年前後を境に、サイドのボタンを押してワンタッチで開閉できる「両プッシュボタン式フォールディングクラスプ(H605.684.104)」へとマイナーチェンジされた。 とGemini は言っています。

2. スウォッチグループの型番刷新(H605.684.104➡️H695.684.108)
変更時期:2011年〜2012年頃
詳細:ハミルトンが属するスウォッチ グループ(Swatch Group)は、全世界でのアフターパーツおよびサプライチェーンの管理規則を統一するため、2011年から2012年にかけて大規模なリファレンスナンバーの刷新を行った。
これにより、それまでブレスレットやストラップのパーツ型番の頭文字として使われていた「H605.〜」というコードが廃止され、世界統一の新規則である「H695.〜」へと一斉に移行した。


 そこで、今回の個体は、ブレスレットがH605.684.104 ですからプッシュ式に変更された後、かつスウォッチグループの型番刷新(2011-2012年)が行われる前に出荷された個体、すなわち2008年〜2012年頃の中期ロット(18~14年経過した個体)であると絞り込むことができる。とGemini は言っています。試しに ChatGPT で聞いてみましたが、Gemini のような断定的なことは一切言わず、答えをはぐらかしていました。

 

 まあ、電池交換で裏蓋を開けたとき、シリアル番号があれば、HAMILTON のカスタマーサポートは製造年をおしえてくれるそうですので、このことは後日に回しましょう。

 

最後に、Khaki Field の歴史をまとめておきます。

 アメリカ陸軍は高精度な鉄道時計としてその名を知られるようになったハミルトンに注目したそうです。
 ハミルトンは1917年からアメリカ陸軍へ軍用時計の納入を開始し、第1次世界大戦で高精度の軍用時計をアメリカ軍に納入した実績を受けて、第2次世界大戦でさらに軍用時計の製造を拡大。42年には一般向けの時計の製造をストップして軍用時計の製造に舵を切っており、45年までの期間で100万個以上もの腕時計やマリンクロノメーターをアメリカ軍に納入している。

 アメリカでは腕時計についてもミルスペック(軍の調達規格)の整備が早くから進められており、当時もこの規格をもとに腕時計、ストップウオッチ、マリンクロノメーターなどが製造された。改定を重ねているため仕様の違いが見られるが、腕時計は黒文字盤に60刻みのミニッツ、およびセコンドインデックスとアラビア数字インデックスを持ち、機能はスモールセコンドまたはセンターセコンドで防水仕様というのが基本的な仕様だそうです。

 

 これで、大戦中等のミリタリーウオッチは、「CYMA  ROYAL ARMY」に続いて2個めとなりました。


 次に病気が出るのはいつになるのでしょうか?