ULTRAMASTER KR-106 シンセ が、無料配布されていたのでゲットしました。Ultramaster Group「ULTRAMASTER KR-106」
オープンソースの無料ソフトなので、たいしたことはないと、たかを括っていたのですが、これがすごいものでした。
KR-106 は、ROLAND JUNO-106 をシミュレートしたもの。

JUNO-106 は、1984年に発売された6音ポリのアナログシンセサイザー。廉価版(当時の定価は198,000円)として発売されたものですが、海外で有名ミュージシャンが多く使用し、非常に人気が高いシンセ。
JUNO-106の特徴は、アナログオシレーターをデジタルでコントロールする「DCO」を採用しているところと、JUNOサウンドの特徴でもある内蔵コーラス。
ROLAND も、この人気にあやかり、現在でも ソフトシンセを出しています。ただ、買取だと31,350円と結構な値段がしますから、これをオープンソースで無料で配布するとは、ROLAND にとっては脅威で、訴訟(但しJunoなどの回路特許はすでに期限切れらしい)に発展するかもしれませんね。

KR-106 は、ハードウェアの測定値、ファームウェア、工場出荷時の回路図を分析することで、回路精度の完璧さを目指したといいます。
蘊蓄はともかく、実機の音色と比べてみて、びっくりしました。
synthmania のサイトに、すべてのファクトリプリセットのオーディオデモがあがっているのですが、これを実際比較してみました(KR-106 のスタンドアローン版 は、オーディオデバイスに、ASIO ではなく、Windows audio しか利用できないので、同時に両方の比較ができたのが逆に良かった)。
自分の耳で聞いている限り、ほとんど区別ができないぐらいのシミュレートだと思いました。
更に、Ultramaster Group では、手持ちの JUNOハードウェアでファクトリープリセットを録音して、Ultramaster Group に送付することにより、より多くの機器から音源を聴取することで、より実機に近いモデルを作成していく対応が取られていくというのですから、今後も期待が持てます。
