きょうから12月。12月1日はみいちゃんの24回目の誕生日でもあります。
天国で元気に遊んでいるかな?
夕飯時に合わせて誕生日会を開こうと思います。
ところで、国立天文台の三鷹の森は紅葉のピークだそうなので、出かけてみました。
前回が訪れたのが、2016年の11月のようですから、9年ぶりになります。
見学者専用駐車場に車を停めて、守衛さんに見学許可をもらいに行きます。
歩く道すがらも、紅葉が楽しめます。
まずは、第一赤道儀室
赤道儀とは、天体望遠鏡を支える架台で、地球の自転軸に合わせた「極軸」を回転させることで、星の日周運動を打ち消し、天体を正確に追尾できる装置。赤道儀室と銘打ってありますが、メインは口径20センチメートルの屈折望遠鏡ということになります。太陽黒点観測が主だったようです。
次は、大赤道儀室(天文台歴史館)。
ドーム内にある65センチメートル屈折望遠鏡。
いま、Youtube で「宇宙人東京に現る」という大映の1956年の映画が流れているんですけど、これ、ここでロケしたんじゃないのかなぁ?「1998年3月をもって研究観測から引退し」となっているので、そうだとしたら現役当時の記録ですね(現物はドームが木製なのでセットなのかな?)。
ところで、接眼レンズがやけに高い位置にあって、どうやってここから覗くのかと思ったら、なんと、「観測床(2階内側の赤茶色の床面)はエレベータ式に上下し、観測者は鏡筒の傾きにあわせて観測床を上下させることで、望遠鏡がどんな向きになっていても楽な姿勢で望遠鏡をのぞくことができました。」なんだって。
操作盤なんて、初代ゴジラの時代そのもの。
同フロアには、国立天文台の歴史を紹介するパネルや国立天文台が所有している資料の展示があります。
更に林の中を分け入ると「太陽塔望遠鏡(アインシュタイン塔)」があります。
ドイツ・ベルリン市郊外にあったポツダム天体物理観測所のアインシュタイン塔と同じ研究目的で造られたことから「アインシュタイン塔」とも呼ばれているそうです。
これもゴジラに出てきそうな電波望遠鏡。
最後は天文機器資料館
この施設は自動光電子午環という、天体の精密位置観測に使っていた観測施設で、1982年に建設。
望遠鏡は、天体の位置を精密に観測できるように特殊な工夫が施されたもの(子午環)で、1984年から観測に使用。ドームの南北にある窪地の中には、地上基準点である「子午線標」があります。
ということは、この小屋がぴったり南北に向かって建てられているということですね。あまり、経度線なんて意識したことないので、興味深いです。
現在ではドームは天文機器資料館として、収蔵品が展示されています。
Nikon の 一眼レフを改造したカメラが展示されていました。
きれいな銀杏並木を見て、見学を終わります。




















