早々と自分へのクリスマスプレゼントをゲットして(Blackstar HT-1R MK Ⅰ)だいぶ時が経ってしまったので、今度はクリスマスイブに合わせて第2弾をゲットしました。
「Roland J-6 Chord Synthesizer」

そのシリーズの中のひとつ、J-6 Chord Synthesizer は、コード理論不要で、コード・サウンドを組み立てて、思いついたアイデアをカタチにできるコード・シンセサイザー。
・クラシックからモダンなジャンルまで、幅広い音楽ジャンルを網羅する100種類の Chord Set を内蔵
・アルペジオやリズムのパターンが異なる 9 Style x 12 Variationを搭載。コード・サウンドを様々に変化させることが可能
・コード・シーケンサーには、最大64ステップまで入力可能な64のユーザーパターンを搭載
・Filter、Envelope のコントロールを搭載し、リアルタイムに音のエディットが可能
・高品位でカスタマイズ可能な Delay、Reverbを搭載
・AUDIO MIX、MIDI、SYNCのIN/OUT等、様々な機器との接続が可能
・USB-CによるAUDIO / MIDIインターフェース機能を搭載し、ドライバーのインストール必要なくDAWとの連携が可能
・電源は、USB給電に加え、リチウムイオン充電池を採用し、1回の充電で最大4.5時間の動作が可能
その中でも、特に、4ボイスの JUNO-60 シンセ・エンジン(アナログシンセ)を ACB(Analog CircuitBehavior)により実現し、JUNO-60 直系の 64種類のプリセット音色を搭載しているのが、おもちゃでない感じです。

これが、無茶苦茶いい音します。
今まで、サンプリング技術やモデリング技術を使用したシンセサイザーは、あくまでコピーであってオリジナルのプロダクトとは違う物。
今回、Roland が AIRAで搭載した技術 ”Analog Circuit Behavior(以下、ACB)"は全く新しいモデリング方法。
一般的なアナログ・モデリング・シンセサイザーは、アナログ・シンセサイザーの”VCO(オシレーター)”、”VCF(フィルター)”、”VCA(アンプリファイヤー)”を、デジタル・モデリング技術で再現し、シンセサイザーの出音をシミュレートしている。
これに対して ACB は、オリジナルのシンセサイザーが持つパーツ類(コンデンサーやICチップ等)1つ1つをデジタル・モデリング技術で再現し、オリジナルがもつ回路通りにデジタル上で組み合わせている。
AIRA — Analog Circuit Behavior
こうして、オリジナルがもつ電気的な揺らぎや曖昧な挙動等も完全に再現がされるという。
The first Roland J-6
触ってみれば、簡単に音やコードは出せるのですが、誰でも簡単に曲作りができるというコンセプトの所為か、マニュアルが簡易過ぎて、深く機能を極めようとすると、重要な知りたいことがマニュアルに書いて無いんですよね!!。
特にシーケンサー部分とコードセットの部分が全く説明不足です(これって一番重要な部分じゃん!!)。
仕方ないので、YouTube のディープな解説を探して研究中です。
How to make a simple chord sequence on the Roland J-6
コードセットを実際に鳴らして YouTube に上げてくれている奇特な方もいらっしゃいます。
[ Roland J-6 ] Chord Book Part 1 : Chord Set No.1 - 10
[ Roland J-6 ] Chord Book Part 2 : Chord Set No.11 - 20
[ Roland J-6 ] Chord Book Part 3 : Chord Set No.21 - 30
[ Roland J-6 ] Chord Book Part 4 : Chord Set No.31 - 40
[ Roland J-6 ] Chord Book Part 5 : Chord Set No.41 - 50
Aira Compact Chord Book Part 6 (ver.1.1)
[ Roland J-6 ] Chord Book Part 7 : Chord Set No.61 - 70
[ Roland J-6 ] Chord Book Part 8 : Chord Set No.71 - 80
[ Roland J-6 ] Chord Book Part 9 : Chord Set No.81 - 90
[ Roland J-6 ] Chord Book Part 10 : Chord Set No.91 - 100 (Ver. 1.1)
今後の研究の成果に期待。
