また、無駄なものを買ってしまいました。ZOOM ARQ Aero RhythmTrak AR-9 | みいちゃんといっしょ

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  また、無駄なものを買ってしまいました。

 今頃、流行らない、サークラインの蛍光灯。それにしちゃ、立派な箱に入っています。

 

 開けても、やっぱりサークライン。

 

 でも、電気を入れると、なんと、虹色に光るじゃないですか!!。

 

  更に、サークラインだけ外しても光ります!!

 

 ZOOMがNAMM2016で発表した、EDM シーケンサー「 ARQ Aero RhythmTrak AR-96 」です。

ZOOM ARQ: Sequencer

 

 NAMMで発表された時、興味があったんですが、きっと、コンセプトモデルなんだろうと、その後、忘れていました。

 そろそろ生産中止なのか、底値感満載な値段で出ていたので、思い切って買ってしまいました。

 さて、届いて、電源を入れてみると、様子がおかしいです。

 最初、リングコントローラーが、ビカビカ光ったとおもったら、そのうち、真っ暗になって、うんともすんとも言いません。

 ベースステーションの方は、正常に動いてい音も出ているんですが....。

 早速、マニュアルを見てみると、ベースステーションとリングコントローラーとは、充電コネクタではなく、Bluetooth LE を使用した無線通信で接続されているのだそうです。

 そこで、ベースステーションの設定メニューから、CONTROLLERを選択して、 Device List のメニューを選択してみると、最初は、コントローラーの存在も電波も認識している表示なのですが、接続しようとすると、Error となって、CONTROLLER not Found になってしまいます。

 いや~っこれは困りました。やっぱり、アウトレットはまずかったか?

 その後、充電が足りていないのかと、完全に充電してから、再度やってみたり、ファクトリーリセットを両デバイスともに行ってみたりしましたが、一向に解決しません。

 こりゃ、初期不良で、販売店に返品の相談をしようかと、諦めかけたときに、ZOOMのサイトを見てみると、ファームウエアのアップデートがなされていて、Ver2.10の中の項目に「ベースステーションとリングコントローラーのBluetooth LE通信の安定性を向上」というのがあるじゃないですか!!

 返品するのに勝手にファームウエアを書き換えるのも、ちょっとな、とは思いましたが、最後はこれにかけるしかないと、アップデート(2.00→2.20)を敢行しました。

 アップデートが終わって再起動すると、最初から挙動が違います、コントローラーがビカビカ光った後に、準備OKという感じで、今度は光り続けています。

 更に、自動でコントローラーのファームウエアのアップデートも表示され(2.00→2.10)、これも行って、再起動すると、見事完全に動作するようになりました。

 いや~っ!!死ぬかと思った。よかった!!よかった!!

 ちょっと、返品のやり取りの面倒臭さを想像すると、寿命が縮まりましたが、なんとか、窮地を脱しようとあがいた苦労の甲斐あって、この AR-96 すごい高機能で面白いです。

 特に、ファームウエアが2.00以降になって、更にすごい機能強化がなされています。

 っていうか、発表当時の製品とは別物になっています。

 発売当時(2016年7月)、最初は、売価67,500円で予約が始まり、時がたって、しばらく、35,000円ぐらいで売っていたようですが、3年経過した現在は、2万円中頃で買えます。すごい値崩れです。

 これって、開発費用や製作コストを考えたら、絶対赤字な製品のように思えます。

その理由

1.今までのシンセやドラムマシンにない、曲線を中心とした、まったく新たな筐体で、かつ、ベロシティー・プレッシャー付きの96個のパッドを、160個のフルカラーLED 付きで組み込むのは、そうとう手間とコストがかかると思います。

 おまけに加速度センサーまで入っています。

2.ZOOM は、エフェクターが中心のメーカーですから、本格的にEDITができるシンセエンジン(468種類のPCM波形と70種類のシンセ波形+ノイズジェネレーター/インサートFX/フィルター/アンプ/ミキサー/モジュレーション/エンベロープジェネレーターの各モジュールを搭載)を備えた機器の開発はおそらく初めてではないかという感じがします。

3.ZOOMお得意の内蔵エフェクターは、BitCrusher、Distortion、Chorus、Phaser、Flanger 、3Band EQ 、Talk Filter、Pumper、Compressorなど、1万円ぐらいするZOOM のマルチエフェクターの機能を有していて、外部入力にエフェクトをかけることもできます。

 

4.ディスプレーは、カラーLCDで、解像度も高く見やすい上に、ソフトウエアも手の混んだものになっています。

 

 

4.本体発売から1年して、PCから設定や音色をフルエディットできる、ARQエディターを開発して出して来ています。

 確かに本体だけでは、つまみも少なく、非常に設定をいじりにくいので、当たり前といえば当たり前なんですが、このソフト開発費用だってただじゃないんですから。

 

5.ファームウェアのアップデートによって、全く新たな機能が組み込める余裕をもたせた設計を考えても、そうとう練られた商品企画だったと思います。

 

 ということで、少なく見ても、今の価格の倍はほしい(発売当時の予約価格67,500円が妥当)製品だと思うのですが、キワモノっぽい容姿が災いしてか、発売以降のWEB上の話題も少なく、売れ行きは芳しくないのではと想像します。

 もし、ちょっとでも興味があるのなら、今が買いどきだと思います。

 マイナーチェンジした AR-48 もありますが、AR-48は、ライブパフォーマンス重視で、AR-96 のほうがマニアックだと思います。

 値段は、ほとんど差がありませんので、趣味で選択するといいと思います(但し、AR-48は別にBluetoothのユニットを購入するしないと、有線でコントローラーをつないでパフォーマンスすることになります)。