今回購入した Squier のギターが、値段に似合わない高品質なものだったので、いままで、考えてもみなかった Squier というギターブランドを調べてみました。

Squier オフィシャルサイト(日本語+英語版)を見ると Squier ブランド の歴史は
1965年、CBSがFender社を買収した年、FENDER社は、アメリカ合衆国ミシガン州・バトルクリークで、 Victor Carroll Squier が経営していた、ヴァイオリン、バンジョー、ギター弦の製造会社V.C Squier社を買収。

1972年、FENDER社はバトルクリークにあるV.C Squier社の工場を閉鎖し、CBSが所有する工場へと移す。
1982年、Fenderは、Jerome Bonapart Squier(V.C Squierの養父で有名なバイオリン製作者)から受継いだ伝統、理念をリスぺクトとしたブランド、"Squier"を発表。(「てにをは」に変なところがあったので修正)
昔からフェンダーの廉価版ブランドのようです。日本製のギターに押されて、フェンダーが苦肉の策で出したギターだそうです。
ところで、今回手に入れた、Squier は、「BULLET STRAT」(どちらも大文字)という商品名ですが、この「BULLET」、1982年製、初代「BULLET」(ブレット)というのがあったんですね。
これは、 John Page(Fender Custom Shop 設立時スタッフ)がデザインしたもので、21フレット,ローズウッドのネックとテレキャスターのヘッドストック、シングル・カッターウェイのテレキャスター状のボディーで、199ドルで売られたそうです。その頃の199ドル(55,000円ぐらい。初任給が13万円ですから、いまの10万円くらいの感覚でしょうか)って、結構いい値段ですよね。いかに本家フェンダーの値段がその頃も高かったかということですね。

なんと、当初、フェンダージャパンとともに日本国内専売ブランドで,
MADE IN JAPAN だったということです(↓下のヘッドストックのMADE IN JAPANに注目)。昔は日本も賃金低くて、廉価版を生産できたのですね。

それで、今回購入した Squier BULLET w/Tremolo の 「BULLET」に「BULLET®」(丸R(登録商標))がついている意味が解りました。この名前は、フェンダーの歴史に結構かかわっているようです。
ヘッドストックにBULLET® STRAT®の文字
BULLET の販売の変遷は
1981-2007
1981年から1982年まで、アメリカで Fender BULLET の商標で製作していたが、1983年のFender BULLET Telecaster という名称の過渡的モデルを経て、 日本およびその他の国で製造され、Squier BULLET の商標の下に販売されている。ピックアップにハムバッカーのものや、シングルコイル1~3個のバリエーションがある。
↑ Fender Bullet Telecaster
コスト低減のため、ピックガードとブリッジを一体化した初期モデル

↑ ダブルカッターウェイのハムバッカーのピックアップ搭載モデル?
2008 -現在
2008年、スクワイアは、ビルトイン・トレモロアーム、ローズウッド指板、白のシングル・プライ・ピックガードの6色ボディ仕上げの中国製バージョンを導入。
以上 英語版 Wikipedia より
これが、今回買った、Squier BULLET w/Tremolo ですね。
「BULLET」はフェンダーの廉価ギターに対する商標登録された歴史ある商品名ということになります。
そして、本家フェンダーには、1980-1983年に「STRAT」の名称を付けた特別モデルがあります。

「STRAT」というのは、ストラトキャスターの略称であったものを個別に商標登録したものだそうです。
Squier にも、「STRAT」の名前を付けたギターがあります。


そこで、「Bullet STRAT」という名前はストラトキャスター風(テレキャスター風ブレットがあったように)のブレットということなんでしょうか。この辺は調べても、どうもよくわかりませんでした。