性懲りもなくオールドレンズをゲット | みいちゃんといっしょ

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 また、性懲りもなくオールドレンズをゲットしてしまいました。

OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-ZOOM 35-105mm F3.5-4.5

 1982年頃に登場したOMマウント用の標準ズームレンズ。OM-2 のカタログの価格表によると、ケース、フード込みで61,500円となっています。現在の価値でいうと97,500円となるそうです。大卒の初任給が12万~15万円だったようですから、結構な高級品ですね。


 広角35mmから中望遠105mmの焦点距離範囲をカバーし、さらにマクロ(Close Focus機構で0.31mまで接近)までついていて、さまざまな撮影シーンに対応というところに惚れて、つい購入してしまいました。

 最大開放F値は広角端でF3.5、望遠端でF4.5で、まあまあ明るく使いやすい設計となっている。

 同じようなレンズは LUMIX G VARIO 35-100mm/F4.0-5.6 を持っていますが、

 最短撮影距離が0.9mということで、旅先での食事の写真を撮るには、ちょっと難儀するところが欠点でした。但し重さが135グラムとめちゃめちゃ軽いのが特徴。今回のレンズは470グラムもあるのが欠点ですね。

 

 さっそく、OLYMPUS OM-D E-M10 MarkII につけて撮ってみます。

35mm換算 70mm はこんな感じ。

35mm換算 210mm はこんな感じで寄れます。

 何にか、優しい写真が撮れますね。

 

 そして、Close Focus というマクロでは、31㎝ まで寄れます。

 Close Focus機構というのは、エクステンションチューブ(接写リング)が内蔵されているのと同じような付加機能。そのままレンズそのものが前に繰り出してマクロ撮影ができる仕組み。

 実はこのレンズ、TokinaのOEMレンズだそうです。たしかに zuiko 35-105mm F3.5-4.5と全く同じスペックの見た目もそっくりのレンズがTokinaから同じ時期に発売されていたようです。


      RMC Tokina 35-105mm F3.5-4.3
 このころOEMのレンズには「S ZUIKO 」のように「S」がついているのが習わしだったようですが、ZUIKO 35-105mm F3.5-4.5には、どういう訳か 「S」がついていない。言いにくかったのでしょうか?

 重くてかさばるのですが、次の旅行には持っていきたいと思います。