オリジナル 1952 TELECASTER 化も、最終段階を迎えました。 | みいちゃんといっしょ

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 コツコツとやってきた、TRADITIONAL II 50S TELECASTER のオリジナル 1952 TELECASTER 化も、とうとう最終段階を迎えました。
52年として大抵の個体は、フェンダー生産の過渡期だったため、使用ネジにマイナスネジとプラスネジが混在している。ストリングリテーナー、ピックガードとトラスロッドの調整、リアピックアップのマウントにはマイナスネジが、コントロールパネルのスイッチの取付にはマイナスネジ、コントロールパネル自体の取付にはプラスネジが使用されている。また、ノーライン クルーソン チューニング マシンの止めネジにも、マイナスネジが使われている。ブリッジプレート、ネックプレートの固定にはプラスネジが使用されている。

 

 普段は見えないところだからと、後回しにしておいた チューニングマシンの止めネジのマイナス化です。

 部品が届きました。う~ん値段が高い!!‎P.N.0018370049 SCREW SM 3×3/8  SLOT HD(21) という品名です。

 

 

既存のネジと比べると、ねじ山の数は同じなんですが、微妙に短いですね(下のネジ :3/8インチ約9.525mm)。まあ、マシンヘッドを突き抜けたら大変ですから長いよりいいですが。逆に頭の直径は少し大きいようです。

既存のネジを慎重に外します。以前試しに外した時に、レンチが横をこすって傷がついたので(ゲルストマン症候群の私としては、先に失敗していたわけです)、今回は養生をして外します。

ねじ込むときは、ネジを折ったりしないように、ねじ込んでは少し戻しというように慎重にねじ込みます。

 ところが、既存のネジ穴が少し太いようで、結構すんなりと入っていきました(新しいネジは、インチ規格の #3 ≒2.49 ~ 2.38mm)。逆にこれできちっと締め込めるのかなと心配しましたが、ネジの先が既存のものより太い形状だったおかげで、最後まで締め込むと、しっかりととまりました。既存のネジはインチ規格でなかったのかもしれません(実測直径約2.3mmでしたが2.5mmだったのかも)。

 

 無事に交換が終わりました。よく見なきゃマイナスネジだとわかりませんから、単なる自己満足です。

これで、ストリングリテーナーの形状変更とマイナスネジ化ピックアップを Fender  Pure Vintage '51 Telecaster Pickup に、これに伴い Neck および Bridge pickup マウントネジのマイナスネジ化

コントロールプレートのスイッチマウントネジのマイナス化

ピックガード マウントネジのマイナスネジ化

 あと残されたのは、キャパシターぐらいでしょうか。しかし、外から見えないし、音の変化は音を絞らなきゃプラシーボ効果の噂があるし、それに無茶苦茶高価だよね。

 

このぐらいが身分相応かな?