多分メッセンジャーズに入団するかしないかの時期の録音でしょう。
とにかく颯爽としていきのいい演奏を堪能できる1枚だが、内容的には超がつく程の典型的なハードバップ。
ちょい待ち、そんなのならリーモーガンのアルバムだけでも山のようにあるではないか。
それなのに選んでしまったこの1枚。その理由はずはりテナーのクリフジョーダンの参加。
この人こそ人間として僕が最も尊敬している人物。特に思い入れがあるプレイヤーなので、いずれはここで大いに語る事になるでしょうが、このセッションでも図太い音で実に素晴らしい演奏を披露してくれている。
さらに彼の書いた名曲「ロストアンドファウンド」も収録されていて、これがまたカッコいいたらもう。メッセンジャーズも含めていくつか録音されているが、これがベストテイクと断言しましょう。
またスタンダード曲「イージーリビング」も収録されているが、これがまた普段バラードはあまり真剣に聴かない僕でもハマる演奏。ハードバップ的解釈とアートブレイキーの強烈ロールがたまりません。
つきなみだが流石である。



