音楽って、いつもやさしいなって思ってて。ほら、人生っていろんな事あるけど、音楽はいつもやさしいなって。

なんとも言えない、そういうのってあるなって思ってて。
話を聞いてくれるみたいな。だからこれはそんな曲にしたかったんですね。

美弥乃ちゃんから、バースデーライブでシングルを出したいって頼まれて。勢いあるやつを!って頼まれて。
その時、みやドンのユニットも始まってて、怒濤の如く曲をつくってた時で、ちょうどこの曲、どう?って。


僕らはやっぱり音楽やるからには、何かに必ず影響受けてて、やっぱり初っぱなに衝撃としてもらっちゃってるんですよね。全部。そこへの憧憬でイメージが始まって、広がってくと思ってるんですけど。
なんでしょうね、この「ららら~」はひとつ辿り着けたなっていうか。

女の子ボーカルでハードロックで、っていうのをひとつ自分なりのを。
間違いなく懐かしいけど、要素として最新のものを。

辿り着けたなって感じがしますね。だってこんなに嬉しいもん。

音源出すまでの過程で、みやのバンドがあったりして。それこそデモつくって、それをみんなに渡して、ライブでやる機会があったり。
その感触でもって完成に迎えたり。

これアレンジがマロちゃんなんだけど、頼むなら絶対マロだったんだよね。
マロはいつも俺のつたないデモから完璧にやりたいことを汲み取って、それ以上のものをいつも出してくれる。フレーズからミックスに至るまで、自分の頭にプラグを繋いで、脳内で鳴ってる音をそのまんま再現したら、ほんともう、これ。

ドラムはアメリカンなんだけど、ギターの空間はUKな感じでさ!とか、
パラモアのPVが浮かぶ感じ!とか、
音がちょうど2000年越えたあたりの感じで、90年代残す感じで!とかさ。

J-POPへの当て勘が果てしなくするどい。

そしてそこへの追求。

鳴ってる。


で、これやってる途中で、みやのちゃんが椎名へきる好きだっていうのを聞いて。これでもう間違いなくピンときて。
自分も学生の時ハマって曲コピーしまくって、ライブも行って、ってやってて。
もうこれ、最後のピースがはまる感覚が。これがあるとほんと違うんだよね。飛躍的に。あるべき姿が見えてくるみたいな。

そんなわけで、ららら~のイントロにはめっちゃ椎名へきるさんへのオマージュが。
これは聴いてニヤっとしてほしいです。

歌詞もこれ、すごいんだよね。
みやのちゃんの歌詞って、自分とはまったく書き方が違って、刺激もらってばっかりなんだけど。
ここにららら~って言葉を入れる発想というか。無かったすね。ここでらららが入ることで完全に曲がオリジナリティを持ったというか。
いやー、さすが!

俺の曲ってきっと作家ぽくないから、そういうポジショニングでね、こらからもそこをやりたいし。
やり取りしながらつくれたから、すごくバンドっぽいし。

長く歌ってってもらえる曲になってほしいなって。
ファンの人に愛される曲なってってほしいなって。

そんなわけで、聴いてほしいぜ!

ららら♪LALALA♪ラララ
いやー、嬉しい。ほんといろいろ曲が出て嬉しい。
なっかなかね、こんなまとめてつくった曲がリリースされるなんてことは珍しいですからね。

隙がある限り、楽曲に込めた思いとか、秘話とか、そういうのを。
こういう、アーティストのインタビューとか読んでで楽曲制作をイメージしながらCD聴くってのが、僕なんかはね、趣味だったりするので。
このCD買った時期じゃなきゃいけないんだよね、こういうの(笑)

たろ様の「メン・ティーラ」ね。

これまず、すごいんだよ。タイトルが決まってて。
たろ様から「タイトルがメンティーラっていって、スペイン語で嘘って意味なんですけど、それで1曲お願いします」って。

この頼まれ方、なっかなかないスタイルなんですけど。
でもちょっとなんかCM曲の制作とかと似てて、逆に燃えましたね。

曲のイメージも大方もらってたので、そこから膨らませていって。

まずね、テンポを決めるんですね。それにノッけてギター弾いて鼻歌でイメージを描いてって。
この曲はふんふーんてやってたら、いきなりサビが出来たんで。こりゃもらったなと思って。
だいたいサビから出来るんですけど。ここがスマッシュなやつが降りてくるとね、後はもう良くなるしかないみたいな。

逆で悩む時もあるんですけどね。サビがなんか突き抜けないなーっつって。別に悪くないんですけど、ちょっと頭使っちゃうというか。悪知恵というか、テクニック入っちゃうんですね。それはそれでいいんですけどね。


たろ様の曲は割とサビでどかーんてしないと言うか。味わってくタイプのが多いと思ってて。
自分なんかの曲はもうサビを思いっきり声張れるようなやり方するんですけど。たろ様はこう、メロの持って行き方がジワジワくるみたいのを割とチャレンジ出来るんですね。

だから今回それを踏まえて。張らない美学を(笑)。

さらに贅沢なのがアレンジやってくれる方が判明してたので、もうその人ならこうしてくれるだろうから、こうしようって作り方も出来て。
そしたらそれを軽く越えてくる出来ちゃってもう、幸せしかないですね。
フルートで入ってくるカウンターメロディーみたいの、あれなんて失禁します。

結果、すごく内側に秘めたセクシーみたいのが、表現出来た気がするんですけど。そう伝わってたらうれしーな。


あとは詞がね。情熱のメロディーが浮かんじゃってたんだけど、これは実は狙ってたのがあって。
「無国籍」というか「シルクロード」感というか。

絵画的というか、俯瞰で見る情熱、みたいのがエロいんじゃないかって思って。そこもあえて今までやってなかったのぶっこんでみて。
中森明菜のサンドヴェージみたいな。
松本隆的であって、ユーミン的であって、ってとこを。

最終的に出来たものにたろ様の筆が加わって、見事なもんになったなって。
ホントの情熱ってのは、隠すためにあるんです。それはきっと嘘って呼ばれてます。

ほんでまたたろ様のボーカルがこれすごいね、つくったまんまのキーなんです。これサザンのキーというか、男でも低いと思うんだけど、いやこんだけの色気で歌い切るの、ヤバイですよね。


サウンドの仕上がりなんかすごくまたオーガニックだし、すごく空間を感じるというか、セルフカバーせずにはいられないですね。

そんなわけで聴いてほしいぜ!メンティーラ!!
8/15に向けて、みやのちゃんの新曲と、みやドンの新曲、怒濤のレコーディングが始まったよ!

まず2曲やってきたよ!まだまだあるので録りまくるのです。


みやのちゃんの歌いっぷりってのがほんとに、なかなか他でないタイプっていうか。いろーんなボーカルの人と一緒にステージやったりレコーディングやってきたけど、この感覚って初めてというか。去年のクリスマス曲の時からそうだったんだけど。



おれ、心から、フリートウッドマックの時のスティービーニックスとか、スージークアトロとか、あの辺の歌いっぷり好きで。あれなんだよね、みやのちゃんて。自分の中の感覚なんだけど。70年代のフィーリングがある。しかもなんかUKな。というかブリティッシュ
の。
もちろん本人もそのつもり無いだろうし、周りも絶対そう見てはないと思うんだけど(笑)

個性よりも強烈な「アリ!」感。
なんか昔の洋楽のCDとかで、Aメロなんてやたら小さいんだけど、サビが来たらプレイヤーのボリュームいじらなきゃいけないくらいの勢いで音がでかくなる曲とかさ。エモーショナルだなおい、みたいな。

そういうのって、制作者がそう意図したからそうなるわけで、そうしたかったって事でしょ?
その曲がその演出が必要だったからやるわけで。

みやのちゃんと歌うと、そこのフィーリングを掴む作業が出来るっていうか。
歌ってて、バチってなるとこに自然に合わせられるみたいな。

あれ、ラブサイケデリコが出来るってことなんですよね、意味わかんないけど。

こう、作品の完成形を見据えながら歌うたうっていうか。そこが共有できるってのはこれ実は貴重で。

いやー、楽しい。

日々、いろいろキツいけど、いまこれ、ひたすら楽しい。

ラブサンクス。