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試験まであと【358】日

 

第36回介護福祉士試験対策

【人間関係とコミュニケーション問題:3】

についてよろしくお願いします

 

U介護老人福祉施設では、

利用者の介護計画を担当の介護福祉職が作成している。このため、利用者の個別の介護目標を、介護福祉職のチーム全員で

共有することが課題になっている。

 

この課題を解決するための取り組みとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

 

1 管理職がチーム全体に注意喚起して、

集団規範を形成する。

 

2 現場経験の長い介護福祉職の意見を

優先して、同調行動を促す。

 

3 チームメンバーの懇談会を実施して、

内集団バイアスを強化する。

 

4 チームメンバーの間の集団圧力を

利用して、多数派の意見に統一する。

 

5 担当以外のチームメンバーも

カンファレンスに参加して、集団擬集性を高める。

 

答え【5】

 

https://youtu.be/zudvJt48Ppk

 

チームマネジメントにおいて必要な4つの視点があります。

 

>自他の意見を尊重すること

>論理的で道筋が通っていること

>スケジュール管理ができている

>利用者の尊厳の保持ができている

 

1〜4の問題はここから外れているので

適切ではない、ということになります。

 

解法的にいうと、言葉のニュアンスの

「クセ」が強いものは外していきます。

 

 

1…適切でない。

集団規範とは、集団のメンバーに共有されている、価値判断や基準を表わします。

 

これを形成するために行っているわけではありませんね。

 

2…適切でない。

同調行動とは、他の行いを参考にして、

行動を決定することです。

 

ネットなんかでレビューを参考にする

ことが、そうですね。

 

個々の意見を尊重することが、目標の共有につながりますね。

 

3 …適切でない。

内集団バイアスとは、「集団びいき」とも言います。

 

郷里や出身校が同じ、というだけで、

なんだか親近感が湧きますね。

それによって起こる「ひいき」です。

 

この場面で、これはマイナスにはたらきそうです。

 

4 …適切ではない。

これでは、介護目標の共有はできませんね。

 

5 …適切。

集団擬集性とは、内の求心力や団結力が高まっていく度合いを表しています。

 

目標を共有するために、必要なことですね。

 

 

解説は以上です。