最近、家を訪問してくるお客さんが多い。
お客さんと言っても、人間ではなく、昆虫なのだが、
カナブン、カマキリ、アケビコノハ、ゴキブリ、セミ、アゲハチョウ、クロアゲハ etc
カナブンやアケビコノハは朝方にやって来て、窓や網戸に止まったまま、ズーーーっと動かない。
夜行性なので、おそらく寝ているのだろう。
窓を開けたくても、開けると彼らがびっくりしてしまうので、開けられず・・・。
おかげで部屋の中から、窓・網戸越しに彼らをじっくりと観察できて楽しかった。
特にアケビコノハなんて、滅多に見る機会がなく、裏側からまじまじと眺められる経験は中々ないであろう。
Wikipediaで調べると、「果樹園の熟果の液を吸いまくって大害を与える。」とあるので、厄介な存在なのかもしれないが、一匹だけ、外で寝てるところを、部屋の中から観察している限り、中々可愛い印象を受けた。
(おそらく家の中に入って来たら、大騒ぎになるであろう)。
特に、体の割りに目が大きく、澄んでいて綺麗であった。生態はよく知らないが、目も結構良いのではなかろうか。
観察時には気づかなかったが、後翅はかなり綺麗な色をしているらしく、それが確認できなかったのが残念であった。
カマキリは、外で作業をしているときに、なんか頭で暴れている奴がいるなと思って、手で払い除けたら、カマキリが上から降って来た。
いつの間に、頭の上に飛来して来てたんだ・・・
これまた、網戸に張り付き、鎌を前方にのばし、時々ゆらゆら揺れていた。
いずれも、カマキリあるある行動で、枝・植物への擬態なのだろうか。
網戸でそんなことしても余り意味がなさそうだけど。
これらは、あくまで家のそとで見つけたもので、1匹だったということもあり、呑気に構えていたが、次の話は違う。
妻が所用で真夜中に帰宅してきた日
私はもうすでに寝ていたのだが、妻の騒ぎ声で叩き起こされた。
どうやら遂にゴキブリが現れたらしい。
妻も虫は好きで、ゴキブリも可愛いと感じられるタイプであるのだが、その日は、いきなり、大きな茶色い生き物が、化粧品の入った瓶の裏側に隠れていて、すっかりたまげたらしい。
それで、早速私が駆り出されたわけだが、確かに、化粧びんの後に、なんかいることが視認できた。
私自身、ゴキブリを見るのは5年ぶりくらいであろうか。
あれ、ゴキブリってこんなにすばしこかったっけ?
小回りが効いてフェイントがサッカーやバスケの選手並みにうまい。
殺虫剤など気の利いたものは用意していないので、ティッシュで捕まえようとしたのだが、ちょこまか動いて全く捕まる気配がなかった。
(オキナインコがいるので殺虫剤はそもそも使えない)
仕方ないので、洗面器を使って、そこに閉じ込める事にした。それでも結構苦労し、隙間に入り込まないように、妻から新聞紙が投げられた。新聞紙で隙間を埋めろという事らしい。なるほど。
で、閉じ込めた後、「どうしようか」となった。
ゴキブリは基本的に害はないし、人類よりはるか前から地球上に現れ、近年は人間と(陰ながら)共存しているし、よく見ると可愛いので、殺すのは躊躇われるのである。
また、生理的に、ゴキブリのような大きさの虫を叩いて殺せないのだ・・・。
ひとまず、夜も深かったので、寝ながら善後策を講じる事にしてベッドに再びダイブした。
結局、洗面器の下から新聞紙を差し入れ、その新聞紙で洗面器ごと包み、そのまま外に置いているバケツまで持っていて開封する事にした。
数時間、洗面器に閉じ込められていたにもかかわらず、ゴキちゃんは元気に生きており、バケツを傾けると、そのまま一目散に逃げていった。
無事に家まで帰れるのかわからないが。
このシーズン、めだかの飼育はもちろんの事、それ以外にも、日常生活でこんなスパイスを味わえるのも醍醐味である。
さて、次はどんな虫・昆虫が訪問してくるのやら。


