先週の土曜日〜日曜日は
おチビと過ごした最後の1日です。
それから、一週間。
先週の今は…と思うと…
ものすごく、悲しい気持ちになります。
私の人生のなかで1番
ものすごく悲しい辛い1日でした。
おチビが頑張った経験が
🐶🐱🐰🐭🐹のお役に立ちますように
🐶🐱🐰🐭🐹が助かるキッカケになりますように
最後の1週間の様子を書いていきたいと思います。
先週
日曜日
尿は日常通り
食欲は術後あまりなかったが
鶏肉・野菜・さつまいものチュールを4本
砂肝・サーモンのおやつを食べる。
チュールを食べてくれたので
カインズで沢山チュールを購入した。
夕方、近所の病院で足のガーゼ交換
月曜日
ご飯を全然食べなくなりました。
近所の動物病院で足のガーゼ交換
火曜日
ご飯を食べない
尿ポタポタしか出なくなりました。
近所の動物病院でガーゼ交換・相談
1日様子を見ることになる。
水曜日
尿が出ない
嘔吐しました。
午前中、近所の動物病院で採血・レントゲン検査。
Cre=腎臓数値が異常値
今すぐ死んでもおかしくない数値のため
急いで点滴(犬の点滴はかなりはやいです)
最先端医療の救急病院へ転院
採血・レントゲン・エコー
鎮静剤・麻酔無しの検査後
ICUに入院
木曜日
午前中、おチビの面会
おチビの状態・今後の治療について
詳しく聞くために病院へ
点滴・利尿剤を使っても
腎臓で尿がつくられていないため
「慢性腎不全 末期」と診断される。
選択肢は2つ
①鎮静剤を使い2〜3時間透析をする
②点滴・利尿剤・膀胱に管をいれる
どちらにしても入院が必要とのこと。
しかし
入院中に亡くなる場合もあるとのこと。
おチビの体調が昨日より明らかに悪く元気がない。
尿毒症の症状が出ている。
尿が出ないため、身体に毒がまわり、ふらふらしている、目が少しおかしくなっている。
病院でひとりぼっちでは可哀想だと思った。
私たちもこのままひとりぼっちにしたら後悔する。
どちらの延命治療をしても体調がよくなる気がしなかったため、家に連れて帰る決断をする。
帰り道、近所の動物病院に寄り、診断結果を報告。
先生の判断で吐き気止め注射を打ってもらい帰宅。
水は飲むが、食欲はなし。
ふらふらしていて
姿勢を変えるぐらいしか動けない。
ピク、ピクってしている。
気持ち悪いのか苦しいのか眠れない様子。
口から尿の臭いがしている。
飼い主は泣いて泣いて泣いて過ごしました。
主人の悲しそうな様子にも泣いてしまいました。
金曜日
後ろ足が動かなくなり、ついに立ち上がれなくなる。
布団から落ちたので布団の上に戻そうとしたら怒って布団の上で大量のオシッコをする。
オシッコをすると元気になった!!!
助かるかもしれない!と、近所の病院に急いで行く。再度、点滴・吐き気止め注射をしてもらう。
点滴をしたら元気になった!!!
布団を取り替える。
ペットシートを何枚か敷き、ペットシートだけでは寒いので、その上にバスタオルを敷いて、真横になると、気持ち悪い?のか辛そうなので顎置きも用意。
アイスクリームを少し舐めてくれました。
オシッコが出て毒が少し出たのか
久しぶりにゆっくりできている様子。
水は沢山飲む。食欲なし。
身体を起こしたり横になったりするだけ。
引き続き、夜中も看病を続けるが
夜中は、体調が悪そうだった。
土曜日
朝から抱っこして数回オシッコへ
外に連れていくと大量にオシッコをする。
しかしオシッコをすると貧血なのか、グッタリして、体調が悪くなる様子。
近所の病院で
体温36°台(平熱38°台)
点滴半分+利尿剤注射+吐き気止め注射。
足のガーゼは外されました。
たぶん、先生は体温が下がってしまったので、もうそろそろ亡くなってしまうことがわかっていたんだと思います。だから、ガーゼを外してくれたんだと思いますし、最後になにをしてあげたらいいか、なにをしない方がいいか、少し考えた様子でした。
午後1時すぎ
ピク、ピクがひどくなり
痙攣・発作が始まる。
痙攣は1時間〜1時間半に1度の間隔で1回2〜3分
痙攣後〜次の痙攣まで苦しそうに呼吸をしている。
体調がとても悪そう。
PET用のポカリスエットを飲ませながら(自ら飲む)口に溜まった泡を拭きながら看病を続ける。
痙攣・発作・息苦しそうな時間が続く。
土曜日〜日曜日
夜中
呼吸がかなり荒くなり、痙攣・発作の間隔が狭くなり、ながくなり、ひどくなる。
大量の茶色い便の下痢をする
普段ほとんど吠えないのに遠吠え
その後、大量の真っ黒な墨汁のような便がドバドバ何回か出る。下血がひどくなる。下血をするとさらに吠える。
ペットシートを取り替えながら、お尻を拭いて綺麗にしながら、PET用のポカリスエットで口を湿らせながら、口から出た泡を拭き取り、声をかけて撫でながら看病。
ひどい痙攣・発作後に、何度も息を吹きかえすが
その姿が、とてつもなく辛そうで…とてつもなく苦しそうだった。
老犬じゃないからか、心臓が強いのか…
あまりにも、辛そうで『もう頑張らなくていいんだよ!もう大丈夫だよ!』と何回も声をかける。
見ていて、ものすごく、辛かった。
早朝
呼吸は荒く
痙攣発作が引き続き起きる。
赤茶色っぽい吐血と大量の泡で
さらに呼吸がかなり苦しそう。
吐血で溺れているような状態になる。
それでも頑張って呼吸をしようとしている。
意識はあるのかないのか分からないが
意識がないことを祈ってしまう。
なぜなら、意識があったら辛すぎるから。
あまりにも、辛そうで、苦しそうで、まるで生き地獄のようだった。だから、途中、私が殺してあげようかなって思ってしまった。もう、死なせてあげたいと思った。でも、できなかった。
先生からは事前に
尿毒症の症状がひどくなると
いろんなことが起きると聞いた。
おチビが辛くないように
安楽死もできると言ってくれた。
それはおチビと私たちのことを思って
言ってくれたと思う。
主人はそうしてもいいと言った。
私は安楽死はしない…というか出来ない。
主人にそう伝えていた。
おチビが生きているのに
死ぬ時を決めるなんて…
1秒でも短くするなんて出来ない!!
人間が決めた、さよならは、無理だ!!!!
私はそう思った。
現実から逃げちゃう気がして嫌だった。
だから
どんな状態でも最後までしっかり見送る。
そう、決めていた。
だけど…実際には
安楽死で死なせてあげた方が
よかったのかもしれないと本当に思うぐらい
苦しそうだった。
私の選択はただの自己満足?
私が別れるのが寂しいから?
私の選択は私が後悔したくないから?
おチビにとっては
最悪な最低な選択だったかもしれない
そう思ってものすごく悲しくなった。
でも、おチビを見ながら思った。
おチビはこんなに苦しいのに
必死で生きようとしている。
何回も何回も繰り返す痙攣と発作から
何回も何回も呼吸を取り戻そうとしてた。
やっぱり、死なせるのは、無理だった。
意識もないかもしれない
目も見えてないかもしれない
もう聞こえてないかもしれない
でも、
気持ちと気持ちで
会話してた気がするから…
無理だった。
だから、ずっと声をかけて、撫でながら、泣きながら、姿を見ながら、痙攣のたびに落ちてしまう毛布をかけたり、口を濡らしたり口を拭いたりしながら一緒に頑張った。
痙攣・発作が始まり約17時間後
最後は、ながいながい、ものすごい痙攣・発作
大量の吐血をして、そのまま…天国へ行きました。
眠るようには死にません。
ものすごく苦しんで死にました。
私と主人、それぞれの方を
ちらっ、ちらっと見てから亡くなりました。
その姿、私も主人も一生忘れないと思います。
こんなに辛いことは私の人生にはなかったです。
一生忘れないし忘れられないと思います。
ものすごい頑張ってくれたから。
そんなおチビのことを残したくて
なにかの病気
尿毒症・腎臓病・腎不全とたたかっている
わんちゃんねこちゃん動物ちゃん
ママパパさんのために
いつか、なにかが
お役に立てればと思って書きました。
気持ちが楽になるようなことは
一切書けませんでしたけど…。
1番の後悔は、手術を2回もしてしまったこと。
2つ目の後悔は、足の怪我にとらわれすぎたこと。
もともと食が細かったし、食欲がないのも、元気がないのも、2ヶ月で体重が4キロほど落ちてしまったのも、2回の術後で足が痛いからなんだ、エリザベスカラーをつけてるからなんだと思ってしまい、私も主人も獣医さんも足にとらわれて腎臓が悪いことに全く気づけなかったことです。
まだ7歳だし、大型犬だし、術前検査はなにも異常なかったし!と思っていましたが、実際には無理をさせてしまったのかもと思います。
もしかしたら、術前採血にはあまり出なかったけど、以前から腎臓が悪かったのかもしれません。
例えば、肌が痒かったりしてたのは、アトピー性皮膚炎ではなく腎臓の影響だったのかもしれません。
血糖値が少し高く、先生には、あまり気にしなくていいと言われましたが、もしかしたら腎臓の影響だったのかもしれません。わかりません。
あとは…
普段お留守番がながく、おチビは留守中にお水を飲まなかったり、おしっこしなかったり。
おやつもよく食べていたので、結果的に腎臓を悪くする原因になっていたのかもしれません。
考えても、わからないけど。
もっと、はやく、気づいてあげれば、よかった。
皆さんしてると思いますが
愛する家族の検査はしてあげてください。
検査をしても
どこか悪い場合もあるみたいです。
お薬はかなり負担になるみたいです。
気をつけてください。
手術はなるべく控えたほうがいいです。
どうしてもしなければいけない時は
最善策を考えてあげてください。
普段から親身になってくれる
かかりつけ医がいるといいと思います。
ご飯を食べる
よく寝る
水を飲む
オシッコする
うんちする
本当に大事なことだと学びました。
手術をしても、元気だったら、2、3日で、すぐご飯も食べるし、トイレもする。しない時は、すぐ病院へ行ってください。
小さな頃から
万が一のことを考えて
今してあげたいことは今する。
してあげたいことは全部する。
そう思って過ごしてきました。
だからこそ、足の手術もしました。
それでも、後悔は沢山あります。
良かれと思ったことが最悪な状況を招くことに
なってしまいました。
もっともっと一緒にいて、もっともっといろんなことをしてあげればよかったと思います。
ただ、最後は「家族」で一緒にいられてよかったと思います。そこは、後悔ありません。(^^)
数週間、休日も見てくれた
動物病院の先生と看護師さんには
感謝しかありません。
やっぱり最後に必要なのは
優しさ温かさだったと思います。
皆様の、大切で、愛する、宝のおチビちゃん達が
1日でもながく、元気で、幸せでありますように!
安心できて幸せな
おチビちゃんが増えますように!
我が家のおチビも
天国で幸せでありますように!!!!
大好きだよ!