📰 不動産ニュース

首都圏中古マンション在庫が8カ月ぶり増加
売り手と買い手のズレが鮮明に

こんにちは!本気不動産の佐藤です🏠

首都圏の中古マンション市場で見逃せない変化が出ています。2026年3月の在庫件数は44,728件と、前年同月比1.8%増。実に8カ月ぶりの増加です。一方で新築マンション発売戸数は35.5%減と急ブレーキ。市場の風向きが少し変わり始めました。今日はこの変化の「意味」を、現場目線でお伝えします。

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📌 ポイントまとめ

✅ 首都圏中古マンション在庫:44,728件(前年比+1.8%、8カ月ぶり増加)

✅ 新築マンション3月発売戸数:1,425戸(前年比-35.5%)

✅ 成約㎡単価は86.34万円で71カ月連続上昇中

✅ 成約価格5,521万円 vs 売出価格6,467万円(約17%のギャップ)

✅ 初月契約率64.5%で好不調目安70%を下回る

🏢 ① 在庫増加でも価格は下がっていない

ここがポイントなんですが、在庫が増えても価格は下がっていない、というのが今の中古市場の特徴です。成約㎡単価は71カ月連続で上昇中。それでも在庫が積み上がる…これは「売り手の希望価格」と「買い手が実際に払う価格」のギャップが広がっているサインです。

💡 在庫が増えるのに価格が下がらないのは、売り手が強気価格を引っ込めず、買い手が様子見に回るとき。市場は「停滞」ではなく「ねじれ」の状態に入っています。

💰 ② 売出価格と成約価格の「17%の差」

具体的な数字で見ると分かりやすい。成約価格が5,521万円なのに対し、新規売出価格は6,467万円約17%の差があります。売り手の強気と買い手の慎重さ、この温度差が在庫増加の正体です。初月契約率も64.5%と、好不調の目安となる70%を下回りました。

💡 売却を考えるなら「相場の上限」ではなく「成約実例の中央値」をベースに価格設定を。強気価格は売れ残りリスクと表裏一体です。

🏗️ ③ 新築3割超減でも中古に値下がり圧力

新築の発売戸数が35.5%減というのも気になる動き。供給は絞られているのに中古在庫は増える…つまり「価格が高すぎて買えない人」が中古に流れているのに、その中古もまだ強気価格、というねじれた状態です。買い手にとっては比較する余地が増え、交渉の余地も生まれやすい局面に入りつつあります。

💡 購入を検討中の方は、焦って高値掴みする必要はありません。在庫が増えてきた今こそ、比較と指値交渉のチャンスです。

📝 まとめ

🔸 中古マンション在庫は8カ月ぶりに増加、ただし価格は高止まり

🔸 売出価格と成約価格に約17%のギャップ=強気が通らない局面

🔸 新築の供給絞り込みで中古に流入、ただし価格交渉の余地は拡大

🔸 売り手は適正価格の見極め、買い手は比較と交渉が鍵に

✍️ 編集後記

「在庫が増えた=値下がり」と短絡的に考えるのは早計です。今は売り手と買い手の温度差が広がっただけ。だからこそ、価格の見極めと交渉力が試される時期。売る人も買う人も「相場」ではなく「実勢」を見てください🏡

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