住まい選びで迷いやすい「なくても良い設備」と「あったら嬉しい設備」を本気不動産・佐藤が徹底整理。老後の負担、管理コスト、維持のしやすさまでプロ目線でやさしく解説。設備の優先順位づけで後悔しないマンション選びを。
こんにちは!本気不動産の佐藤です。
今日は、視聴者さんからもご相談が多いテーマ
「次の住まい選びで“なくて良い設備”と“あったら嬉しい設備”」
について、動画の内容をまとめてお伝えします。
不動産歴25年、売買1200件超、査定相談4000件以上の経験から、
“老後の暮らしやすさ”を最優先にした「設備の取捨選択」をお話しします。
■ 設備は「多いほど良い」は誤解。
年齢を重ねるにつれて、
大切なのは「便利そうに見える設備」ではなく「維持しやすい設備」。
むしろ、
・管理が大変
・危険が増える
・費用がかさむ
・使わずに物置化
こうした設備は“なくて良い”ことも多いんです。
今日の記事では、実際の動画で話した順に、ポイントをわかりやすくまとめました。
▼ なくても困らない設備(むしろ無い方がラクなことも)
① ガスコンロよりIHが安全
老後の「火の扱い」はリスクが高め。
IHだと衣服の引火や火災リスクがグッと下がります。
「そんなに料理しない」という方も増えてきて、
安全を最優先するならIHが無難です。
② 無駄に広い間取り
広い住まいは良さそうに見えて、
実は 物の滞留・掃除負担・光熱費増加 の原因に。
“適度な広さ”が一番暮らしやすいです。
特に老後は、コンパクトな方が圧倒的に管理しやすいですね。
③ 完全バリアフリーへのこだわりは不要
新しいマンションはバリアフリーですが、その分価格が高い…。
無理にバリアフリー物件を狙う必要はありません。
手すり設置など部分改善で十分対応できます。
④ 和室は「置き畳」で代替可能
来客用布団のために和室をつくっても、
実際はほとんど使わないケースが多いです。
いまは
・置き畳
・畳ベッド
・小上がり家具
など“可動式”で十分カバーできます。
⑤ 宅配ボックス
便利そうに見えて、
“重い荷物を遠くまで運ぶ負担”が意外とキツいのが現実。
置き配の普及もあり、
宅配ボックスは「必須」ではありません。
⑥ 広すぎる敷地
大規模マンションの敷地は魅力ですが、
年齢を重ねると 移動距離が長い=負担大 に変わります。
見学のテンションで気づかないので、
必ず敷地を歩いてチェックしてみてくださいね。
▼ あったら嬉しい設備(生活の質がグッと上がる)
① 断熱サッシ(内窓)
・結露対策
・遮音効果
・暖房費削減
・補助金活用
これが全部叶います。
後付けできる“数少ない効果絶大な改善点”です。
② マンション内のジム
天候に左右されず、移動ゼロで運動できる。
特に50代以降は運動が生活の質に直結します。
③ 24時間ゴミ出し(ゴミシューター)
不要物が溜まらないので、
部屋がスッキリ保ちやすい環境です。
④ 室内の緊急ボタン
一人暮らしの方、特に50代以降は安心材料として大事。
管理費に反映されるのでバランスは必要ですが、
“あると助かる”設備です。
⑤ エントランスの休憩スペース
タクシーを呼んだときの待ち時間、荷物運びの途中、
ちょっとした来客対応など、意外に便利。
▼ 最後に:設備の取捨選択は「老後の負担」を見据えて
物件を見るとき、
キッチンや間取りに目が行きがちですが、
実は “動線” と “維持のしやすさ” が住み心地を左右します。
ぜひ次の住まい探しの参考にしてくださいね。
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