住宅ローン破綻は本当に怖い?最新データと原因・対策をプロが解説! | 佐藤竜志 オフシャルブログ

佐藤竜志 オフシャルブログ

はじめまして
不動産業20年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
相続や終活、建築・リフォームのことなど知っていることをお伝えします
日々の出来事や営業職についてなど、楽しみながら発信してゆきます

住宅ローン破綻は本当に多いのか?最新データで破綻率の実態を確認し、離婚・転職・計画ミスによるリスクと防ぐための具体策を不動産歴25年の佐藤が解説。任意売却・競売の違いも分かりやすく紹介します。

 

みなさんこんにちは!本気不動産の佐藤です。

 

「住宅ローン破綻」という言葉、ニュースで聞くとちょっとドキッとしますよね。
でも実際に周りで破綻した人って、あまり聞かないのが本音じゃないでしょうか?

今日は、住宅ローン破綻の実態・原因・そして防ぐための具体的な方法を、わかりやすくまとめました。


■ 最新データで見る住宅ローン破綻率

ニュースでは「住宅ローン破綻増加!」なんて見出しが踊りますが、実は破綻率はたったの3%前後

  • 過去3年間の破綻率は3.17% → 3.05% → 3.04%と減少傾向

  • 25年前は20~30%と高かったけど、今は1~2%程度

  • 日本の住宅ローン金利は1~2%と世界的に超低水準(アメリカは6~7%)

つまり、しっかり計画を立てれば破綻の可能性は低いんです。


■ 住宅ローン破綻の主な原因はコレ!

破綻率が低いといっても、油断は禁物。
私が現場で見てきた「破綻に陥りやすいケース」はこちらです。

  1. 資金計画のミス

    • 年収ギリギリまで借りてしまうと、ちょっとした出費増で一気にピンチに。

    • 手取りベースで返済比率25%以下が安心です。

  2. 離婚による収入減少と支出増加

    • 共働き前提の返済計画だと、片方の収入がなくなった瞬間に危険信号。

  3. 転職や収入減少

    • 転職後に一時的な収入空白があると、貯蓄がない家庭は即アウト。

    • 遅れると遅延損害金(年15%程度)が加算され、負担は雪だるま式に。


■ 破綻しかけたら早めの相談がカギ!

住宅ローンの支払いが2~3ヶ月遅れると、金融機関から通達が来ます。
無視すると競売に進んでしまうので、絶対に放置はNG。

  • 任意売却:金融機関と相談しながら売却 → 残債を減らせる

  • 競売:無視すると自動的に実施 → 残債が多く残りやすい

つまり、**「家を守るより生活を守る」**が鉄則です。


■ 破綻を防ぐための3つのポイント

  1. 無理な借入れをしない

    • 借入可能額いっぱいまで借りるのは危険

    • 家計の余裕と将来の出費も考慮

  2. 離婚・転職など生活変化への備え

    • 共働き前提はリスク大。収入減への予備費用を確保

  3. 早めの相談で生活再建を優先

    • 支払いが厳しくなりそうなら即相談

    • 競売より任意売却が有利です


■ 関連動画でさらに理解を深めよう!

本気不動産YouTubeでは、住宅ローンや破綻リスクに関する動画も多数公開しています。

動画もぜひ参考にしてくださいね。

 

 


■ まとめ

住宅ローン破綻は意外と少ないけれど、
無理な借入れや生活変化があると一気にピンチになります。

家にこだわりすぎず、生活を守ることを最優先に。
少しでも不安を感じたら、早めに専門家に相談しましょう。