不動産査定の流れや室内・外部のチェックポイント、境界確認の重要性を解説。査定額の決め方やリフォーム提案の考え方もまとめました。エリアネット佐藤がプロの視点で安心できる査定の進め方をお伝えします
こんにちは、エリアネットの佐藤です。
今日は「不動産査定で何を見て、どう価格を決めているのか?」を、私たちプロの目線からお話ししていきます。
■ 不動産査定の基本的な流れ
まずは、お客様のご自宅に伺い、売却の希望や状況をしっかりヒアリングします。ここで初めて、家の中を見せていただきます。図面や固定資産税評価額の記載された請求書があると、面積や過去の増改築の有無を確認できるため、非常にスムーズです。
また、検査済証がある場合は、より正確な現状把握が可能です。
■ 室内・外部のチェックポイント
家の中では、壁や天井に目立つ不具合がないかをざっくり確認します。設備は動作確認は行わず、売主様から「最近壊れた箇所はないか」「使用のコツが必要な場所はないか」を伺います。
築40年以上の物件では、和室や木枠に水染みや劣化の跡がないかを重点的に見ます。築10年以内の比較的新しい物件は、不具合が少ないため図面とヒアリングがメインになります。
外部では、屋根・外壁・基礎のチェックが重要です。特に屋根の塗装の劣化、外壁のサイディングの痛み、基礎のひび割れ(0.4mm以上は要注意)を確認します。
■ 配管・境界の確認とトラブル防止
敷地内の配管が他人の土地を通っていないか、電線などの空中線が問題ないかも現地でチェックします。境界標が曖昧な場合は、測量費用を売却経費に含める提案をすることもあります。こうした確認は後々のトラブル防止につながります。
■ 査定額の決め方とリフォーム提案
査定額は「周辺物件との比較」が基本です。レ点チェックの減点方式ではなく、実際に売れている近隣の事例と照らし合わせ、相場に合った金額をご提案します。
必要に応じて、将来のリフォームやメンテナンスの目安もお伝えします。
■ 安心できる査定を目指して
「営業がしつこいのでは…」と心配される方もいますが、当社は押し売り営業は一切しません。売却するかどうかは、お客様が納得してからで大丈夫です。
リフォームの相談や建築会社の紹介も可能なので、今すぐ売却しなくてもお気軽にご相談ください。
まとめ
不動産査定は、「どこをどのように確認しているか」を知るだけで安心感が変わります。査定額は単なる数字ではなく、現状の価値を正しく知るための重要な情報です。
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不動産査定は「どこをどう見られているのか?」が気になる方も多いのではないでしょうか。今回は、査定の基本的な流れからチェックするポイント、価格の決まり方までをまとめてみました。まずは関連動画で詳しく学びたい方はこちらもチェックしてください!