【保存版】後悔しない新築物件購入のために知っておきたい7つの注意点 | 佐藤竜志 オフシャルブログ

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はじめまして
不動産業20年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
相続や終活、建築・リフォームのことなど知っていることをお伝えします
日々の出来事や営業職についてなど、楽しみながら発信してゆきます

こんにちは、本気不動産の佐藤です。

「やっぱり新築の家がいいなあ」と思っている方、多いですよね。ピカピカのキッチンに、最新の設備、ゼロから間取りを考える楽しさ…確かに新築にはたくさんの魅力があります。

でも実は、新築物件って思っている以上に“落とし穴”が多いんです。

今回は、不動産の現場で日々お客様と接している私が、新築購入前に絶対に知っておいてほしいポイントを、具体例を交えながらお伝えします!


1. 建物本体以外に意外とお金がかかる?

まず多いのが、「予想外の費用が発生した…」という後悔

例えば、土地の形が不整形だったり、地盤が弱かったりすると、地盤改良費や擁壁工事といった追加費用が発生します。
これは建築前の段階では読みづらく、不動産会社も正確に見積もるのが難しいんです。

だからこそ、建物本体の価格だけで判断せず、土地の特性も含めた予算組みが重要になります。


2. 工事中に費用が変わることもある?

実際の工事が始まってから、「えっ、こんなにかかるの!?」というケースも少なくありません。

たとえば地盤調査の結果、深く杭を打たなければいけないとなると、数万円〜十万円単位で費用が増えることも。
また、土地の高低差や古い配管の処理など、現場を開けてみないと分からないコストもあるんです。

余裕を持った予算を立てておくことで、「想定外」のストレスを回避できます。


3. 特殊な構造の家に要注意!

最近はデザイン性の高い住宅が人気ですが、特殊な構造の家はメンテナンスが難しいことも

しかも、その建物を施工した会社にしか修理できない…なんてことになったら、対応に時間もお金もかかります。
さらに高級住宅の場合、素材や施工技術が特殊で維持費が高くなりがちです。

「かっこよさ」だけで決めず、10年後・20年後の維持管理まで見据えて選ぶことが大切です。


4. 小規模ビルダーのリスク

建築棟数が少ない会社は、資材の仕入れ単価が高くなりやすいうえに、トラブル時の対応も不慣れな場合があります。

規模の大きい会社なら、スケールメリットで価格も抑えられ、保証やアフターフォローもしっかりしていることが多いです。
信頼できる会社を選ぶためには、実績と建築棟数、口コミのチェックはマストですよ。


5. 建売住宅でも油断禁物

いわゆる「縦売り住宅(建売住宅)」は、見た目が同じような家が並ぶことが多いですが、その分「品質のばらつき」には注意です。

内見のときに、ドアの閉まり具合や床のきしみなど、気になる点があればしっかり不動産会社に伝えましょう。


6. 天然素材はメンテナンスありき!

無垢材の床や珪藻土の壁など、天然素材の家に憧れる方も多いですが、季節や湿度で変形や割れが出ることも

自然素材は手がかかる分、味わいもあるのですが、「手間をかけられる人」向きの選択肢。
逆に「メンテナンスフリーがいい」という方は、工業製品で作られた素材を選んだ方が無難かもしれません。


7. フランチャイズ系ハウスメーカーの盲点

全国展開しているフランチャイズ系の住宅会社も人気ですが、実は建てるのは地元の工務店であることが多く、技術や対応力に差が出ることがあります

「どこの会社が建てるのか?」をしっかり確認し、施工例や建築現場を自分の目で確かめることが大事です。


まとめ:焦らず、しっかり比較しよう

新築住宅の購入は、人生で一番大きな買い物のひとつです。
デザインや間取りの自由度に目を奪われがちですが、“見えない部分”こそが満足度を左右するということを忘れないでください。

最後に、私から一言。

新築の魅力にワクワクするのは当たり前。
でも「知っていたら防げた後悔」は、確実に減らせます。

この記事が、これから家づくりを考える皆さんの「安心材料」になればうれしいです!


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