こんにちは、「本気不動産」の佐藤です。
最近、不動産会社の倒産がニュースで取り上げられることが増えています。
一生に一度の買い物とも言われるマイホーム。その購入をサポートする不動産会社が突然倒産してしまったら…と考えると不安になりますよね。
この記事では、不動産会社の倒産リスクとその影響、回避策、そして安心して不動産を購入するためのポイントを、私の経験をもとにお伝えします。
■ 不動産会社の倒産リスクとは?
最近の不動産市場では、中小企業だけでなく一部の大手不動産会社でも倒産の話題が出ることがあります。
▼ 倒産の主な原因
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経営戦略の失敗(無理な仕入れや販売戦略)
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急激な市場変動や金利上昇
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建築費や人件費の高騰による利益圧迫
倒産のリスクはゼロではありませんが、資金力がある大手企業では比較的リスクは低い傾向にあります。
■ 倒産が起きたら?購入者が受ける影響とは
万が一、購入を進めていた不動産会社が倒産してしまった場合、以下のようなリスクが考えられます。
▼ 主なリスクと影響
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契約の無効化:契約相手が消滅するため、取引が一時中断する
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手付金が戻らない可能性:ただし、不動産会社は「供託制度」により、ある程度の手付金が保護されている場合が多い
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物件引き渡しの遅延:手続きが一時的に止まることもある
ただし、多くの場合、物件は他の不動産会社に引き継がれ、再契約が可能になるケースもあります。完全に諦める必要はありません。
■ 倒産リスクから身を守る3つのポイント
購入者としてできるリスク回避策を、3つの視点で整理しました。
① 担当者の信頼性を重視する
会社の規模だけでなく、「この人なら信頼できる」と思える営業マンに出会えるかがカギです。大手でも信頼できない担当者では意味がありません。
② 情報を比較・収集する
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インターネットで企業の財務情報や口コミをチェック
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複数の会社に相談して、価格や対応力を比較する
→これが冷静な判断材料になります。
③ 供託金制度の確認
手付金を支払う前に、相手の供託先や保全措置について書面で確認しましょう。万が一のときの保険になります。
■ 保証やアフターサービスにも注意
不動産会社が提示する「保証」や「サービス」は、内容を細かくチェックしましょう。大手でも「実はほとんど使えない」という保証もあります。
▼ チェックするべき保証内容
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設備保証(何年まで/どこまでが対象?)
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火災保険や地震保険の適用範囲
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引き渡し後の点検・修理のサポート有無
値引き交渉も遠慮せずに行いましょう。営業担当の本気度も見えてきます。
■ 同じ物件はどの会社でも紹介されている
よく勘違いされるのですが、不動産業界は「横のつながり」が非常に強い業界です。
▼ 知っておきたいポイント
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同じ物件を複数の会社が取り扱っている
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担当者の提案力と、会社の姿勢が大事
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中小企業でも“少数精鋭”で信頼できる会社は多い
実際、私自身も地元中堅不動産会社から独立し、お客様一人ひとりに向き合える体制を整えたくて「本気不動産」を立ち上げました。
■ 倒産しても大丈夫?不動産業界の仕組み
不動産会社の倒産は、実は「いきなり」起きることは稀です。じわじわと業績悪化が進んで倒産に至るのが一般的です。
▼ 物件はどうなる?
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別の会社が物件情報を引き継ぐ
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横のネットワークで、購入手続きの継続が可能
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複数の不動産会社に話を聞いておくと安心
■ 本気不動産・佐藤の想い
私は、地元中堅不動産会社で10年以上、営業や管理職として不動産の最前線を経験してきました。
しかし、「会社の利益より、お客様に寄り添った提案をしたい」という思いから独立し、“正直な営業”をモットーに本気不動産を立ち上げました。
これからも、お客様が安心して住まいを探せるよう、全力でサポートしていきます。
■ まとめ|不動産会社選びは「人」で決めよう
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倒産のリスクはゼロではないが、対策はできる
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担当者との信頼関係が安心材料になる
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複数の会社に相談することで、リスクを分散できる
家を買うのは「人生の転機」です。物件も会社も、“誰から買うか”を大切にしてください。
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ご不安なことがあれば、ぜひ「本気不動産」へお気軽にご相談くださいね。
安心できる住まい選びを、一緒にサポートさせていただきます。