【2025年最新版】住宅ローンとペアローンのリアルな現状と注意点|本気不動産の佐藤が解説! | 佐藤竜志 オフシャルブログ

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はじめまして
不動産業20年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
相続や終活、建築・リフォームのことなど知っていることをお伝えします
日々の出来事や営業職についてなど、楽しみながら発信してゆきます

どうも、本気不動産の佐藤です!

今回は、最近よく相談を受ける「住宅ローン」そして「ペアローン」について、現場で実際に感じている“リアルな声”を交えてお話ししていきます。

住宅購入を考えはじめた方、特に20代〜30代のご夫婦にはかなり関係あるテーマです。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。


住宅価格の高騰でローンのハードルが上昇中

まず、今の住宅ローン事情。正直に言って、住宅価格の高騰がエグいです。

首都圏の新築一戸建て、平均価格はなんと8000万円台後半。昔と比べると、もう別世界の話です。これじゃあ、普通に1人で住宅ローンを組むのはかなり厳しい。

その結果、収入に対するローン返済の負担が重くなり、ペアローンの利用が急増しているわけです。


ペアローン、実はこんなに増えてます

夫婦で収入を合算して住宅ローンを組む「ペアローン」。これ、実際かなりの数になってます。

最近のデータでは、20代の65%がペアローンを利用しているという結果も。金融機関も2人分の収入で審査するのを好む傾向があるんですよね。

つまり、住宅購入=ペアローンという構図が当たり前になりつつあるのが今の現実です。


若年層のローン事情:600万円の年収で6000万円の借入!?

新築住宅を購入する人たちの平均年齢は、だいたい20代〜30代前半。このタイミングで「買うなら今」と決断する人が多い。

年収600万円でも、金融機関によっては6000万円くらいのローンが組めちゃうんです。でも、これが現実的かと言うと…支払いのプレッシャーは相当ですよ。


ペアローンのメリットって何?

じゃあ、ペアローンのメリットって何か。代表的なものを挙げると…

  • 単独より多くの金額を借りられる

  • 団体信用生命保険の対象になる

  • 住宅ローン控除など、税金面での優遇がある

つまり、「理想の家を諦めなくて済む」っていうのが一番の魅力ですね。収入が足りなくて希望の物件に手が届かないときには、ペアローンは有力な選択肢です。


でもデメリットもあります。ここ、見落とさないで!

ペアローン、もちろん良い面ばかりではありません。むしろ、リスクの管理がめちゃくちゃ大事

  • 離婚や収入減少で支払いが困難になる

  • 家に執着しすぎると、身動きが取れなくなる

  • 万が一のときに、家を売るしか選択肢がないことも…

実際、**離婚率が約30%**と言われる中で、「家のローンが2人分」っていうのは、正直かなりのリスクなんですよね。


リスク対策として考えたいこと

ペアローンを組むなら、万が一の対策をしっかり考えておくべきです。

  • 離婚時は物件を売却することも視野に

  • 収入が減ったら、早めに売却や借り換えを検討

  • 団信(団体信用生命保険)でどこまでカバーできるか確認

勢いだけで決めるのはNG。事前準備が命です。


単独ローンという選択肢も、実はあり

意外と見落とされがちなのが、単独ローンのメリット。

  • 自分1人の責任だから、リスクは最小限

  • パートナーの収入は繰り上げ返済や貯蓄に回せる

  • 最悪の場合、柔軟に動ける余地が残る

特に、どちらかの収入が不安定な場合や、将来の生活スタイルが読めないカップルにはオススメです。


まとめ:家を買う前に、未来の「もしも」を考えて

住宅ローンやペアローンって、ただのお金の話じゃなくて、人生設計そのものなんですよね。

どれだけ素敵な家に住んでいても、支払いで苦しくなったら本末転倒。だからこそ、今だけじゃなくて「10年後」「20年後」のことを想像してから決めてほしいなと思います。

家を買うって、夢のある話です。でもその夢を叶えるには、現実的な計画と冷静な判断が必要不可欠。

もし悩んでいたら、遠慮なくご相談くださいね。本気不動産の佐藤でした!