どうも、本気不動産の佐藤です!
今回は、最近よく相談を受ける「住宅ローン」そして「ペアローン」について、現場で実際に感じている“リアルな声”を交えてお話ししていきます。
住宅購入を考えはじめた方、特に20代〜30代のご夫婦にはかなり関係あるテーマです。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
住宅価格の高騰でローンのハードルが上昇中
まず、今の住宅ローン事情。正直に言って、住宅価格の高騰がエグいです。
首都圏の新築一戸建て、平均価格はなんと8000万円台後半。昔と比べると、もう別世界の話です。これじゃあ、普通に1人で住宅ローンを組むのはかなり厳しい。
その結果、収入に対するローン返済の負担が重くなり、ペアローンの利用が急増しているわけです。
ペアローン、実はこんなに増えてます
夫婦で収入を合算して住宅ローンを組む「ペアローン」。これ、実際かなりの数になってます。
最近のデータでは、20代の65%がペアローンを利用しているという結果も。金融機関も2人分の収入で審査するのを好む傾向があるんですよね。
つまり、住宅購入=ペアローンという構図が当たり前になりつつあるのが今の現実です。
若年層のローン事情:600万円の年収で6000万円の借入!?
新築住宅を購入する人たちの平均年齢は、だいたい20代〜30代前半。このタイミングで「買うなら今」と決断する人が多い。
年収600万円でも、金融機関によっては6000万円くらいのローンが組めちゃうんです。でも、これが現実的かと言うと…支払いのプレッシャーは相当ですよ。
ペアローンのメリットって何?
じゃあ、ペアローンのメリットって何か。代表的なものを挙げると…
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単独より多くの金額を借りられる
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団体信用生命保険の対象になる
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住宅ローン控除など、税金面での優遇がある
つまり、「理想の家を諦めなくて済む」っていうのが一番の魅力ですね。収入が足りなくて希望の物件に手が届かないときには、ペアローンは有力な選択肢です。
でもデメリットもあります。ここ、見落とさないで!
ペアローン、もちろん良い面ばかりではありません。むしろ、リスクの管理がめちゃくちゃ大事。
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離婚や収入減少で支払いが困難になる
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家に執着しすぎると、身動きが取れなくなる
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万が一のときに、家を売るしか選択肢がないことも…
実際、**離婚率が約30%**と言われる中で、「家のローンが2人分」っていうのは、正直かなりのリスクなんですよね。
リスク対策として考えたいこと
ペアローンを組むなら、万が一の対策をしっかり考えておくべきです。
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離婚時は物件を売却することも視野に
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収入が減ったら、早めに売却や借り換えを検討
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団信(団体信用生命保険)でどこまでカバーできるか確認
勢いだけで決めるのはNG。事前準備が命です。
単独ローンという選択肢も、実はあり
意外と見落とされがちなのが、単独ローンのメリット。
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自分1人の責任だから、リスクは最小限
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パートナーの収入は繰り上げ返済や貯蓄に回せる
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最悪の場合、柔軟に動ける余地が残る
特に、どちらかの収入が不安定な場合や、将来の生活スタイルが読めないカップルにはオススメです。
まとめ:家を買う前に、未来の「もしも」を考えて
住宅ローンやペアローンって、ただのお金の話じゃなくて、人生設計そのものなんですよね。
どれだけ素敵な家に住んでいても、支払いで苦しくなったら本末転倒。だからこそ、今だけじゃなくて「10年後」「20年後」のことを想像してから決めてほしいなと思います。
家を買うって、夢のある話です。でもその夢を叶えるには、現実的な計画と冷静な判断が必要不可欠。
もし悩んでいたら、遠慮なくご相談くださいね。本気不動産の佐藤でした!