体操の塚原直也選手が、オーストラリアの国籍を取得しました。

今後は、オーストラリア代表として、世界選手権出場をめざすそうです。


塚原選手は、2004年のアテネオリンピックに主力選手として出場して、団体で金メダルを獲得しましたが、その後は若手選手の台頭もあって、日本代表にはなれませんでした。


塚原選手の父親にあたる塚原光男さんも、かつて日本の体操がオリンピックで団体5連覇していた頃のメンバーで、特に得意の鉄棒では、ムーンサルト(月面宙返り)と言われた技をあみだし、1972年のミュンヘンと1976年のモントリオールでオリンピック2連覇するなどの活躍をしました。

親子二代にわたる金メダリストです。



さらに格闘家の石井慧(いしいさとし)選手は、オリンピック出場するために、アメリカの市民権を取得をめざしています。


石井選手は、2008年の北京オリンピック柔道100キロ超級で金メダルを獲得した後、プロの総合格闘技に転向しました。

全日本柔道連盟の規定では、プロの格闘家を引退してから3年間は現役復帰できないため、格闘家としての活動を続けたい石井選手は、日本代表になることをあきらめ、アメリカ代表になることを希望しました。


かつての金メダリストの石井選手がアメリカ代表で出場したら、前回のロンドンオリンピックが、金メダル0個と惨敗した日本の男子柔道にとって、さらに厳しい戦いになるかもしれません。


金メダリストが国籍を変えてでも出場したいと思うほどの魅力が、世界選手権やオリンピックにはあるのかもしれませんね。