織田記念陸上が広島で行われましたが、この大会で注目されたのが、高校生スプリンターの桐生祥秀(きりゅうよしひで)選手です。
桐生選手は、予選で日本記録にわずか100分の1秒差に迫る10秒01の日本歴代2位のすばらしい記録を出した後、決勝でも10秒03を出して、オリンピック代表選手などを抑えて優勝しました。
さらに決勝で2位に入った山縣亮太(やまがたりょうた)選手も10秒04の好記録でした。
山縣選手は20歳の大学生で、ロンドンオリンピックには日本代表として出場して、100メートルでは準決勝まで進出、400メートルリレーでは第一走者として決勝進出して、5位入賞の原動力となりました。
日本記録は、現在男子短距離部長の伊東浩司さんが、1998年にタイのバンコクで行なわれたアジア大会で出した10秒00です。
伊東さんが現役の頃は、朝原宣治選手などもいて、日本人初の9秒台も期待されましたが、残念ながらいまだに実現されていません。
若い選手のレベルアップで、日本人の9秒台も近いうちに出そうな気がします。
今年8月には、モスクワで世界陸上が行われますが、おそらく桐生選手や山縣選手が選ばれる可能性は高いと思います。
ロンドンオリンピックの決勝のレースでは、8人中7人が9秒台を出すくらい世界の100メートルは、ハイレベルになっていますが、日本人選手が決勝に残って、ウサイン・ボルトなどと一緒に走る姿が実現されることを期待したいです。