国際オリンピック委員会の理事会が開かれ、レスリングが2020年のオリンピックで行われない可能性がでてきました。
2020年はまだ開催地が決まっていませんが、東京も開催地として立候補していて、開催地の決定にも影響がありそうです。
今回の理事会の投票では、ロンドンオリンピックで行われた26競技の中から25競技を中核競技と実施し、外される1競技を投票で決めることになっていました。
最初の投票では、レスリング以外に、ホッケー、近代五種、テコンドー、カヌーが除外候補に選ばれ、過半数の得票数が出る競技が出るまで、最少の票数の競技が除かれていく方法で行われました。
最後はレスリング、ホッケー、近代五種の3競技が残り、ホッケーと近代五種が3票ずつだったのに対して、レスリングが過半数を超える8票となり中核競技から外されることに決まりました。
オリンピックでは中核競技以外にも実施される競技枠があり、中核競技から外されたレスリングは、野球、ソフトボールなどとともに残りの実施枠を争うことになりました。
レスリングはこれまで、1900年の第2回パリ大会以外、すべての大会で行われている伝統競技で、昨年のロンドンオリンピックでは、女子で吉田沙保里選手と伊調馨選手が3連覇、小原日登美選手も優勝するなど、これまで行われた3大会で日本の女子は、金メダル7個、銀メダル2個、銅メダル2個と大活躍、男子もロンドンオリンピックで米満達弘選手が、ソウルオリンピック以来24年ぶりに金メダルを獲得するなど、金メダル1個、銅メダル2個を獲得しました。
ロンドンオリンピックで獲得した金メダル7個のうち4個がレスリングだったので、日本人にとって楽しみな競技が減るかもしれません。
まだまだ完全に実施されないと決まった訳ではありませんが、野球、ソフトボールに続いてレスリングも実施されないとなると、日本の得意な競技ばかりが外されてしまうような感じもします。