女子ジャンプのワールドカップ蔵王大会で、16歳の高梨沙羅選手が、一日に2勝しました。


スキージャンプのワールドカップは、各国のトップ選手が、いろんな国を転戦しながら順位を争う大会で、女子の大会は、昨シーズンから始まりました。

昨シーズンは個人戦が12戦行われ、アメリカのサラ・ヘンドリクソン選手が優勝9回、2位3回と圧倒的に強くて、総合優勝もしました。

当時中学生だった日本の高梨沙羅選手も、蔵王大会での優勝1回のほか、2位が6回もあって、総合ポイントでも3位と健闘しました。


今シーズンに入ると、アメリカのサラ選手の不調もあって、立場は完全に逆転した形で、前半の8戦を終わって日本の高梨選手が優勝4回、2位2回、3位1回、4位1回と、総合ポイントでトップに立って、日本の札幌と蔵王での4戦も注目されていました。


ところが第9戦と第10戦の札幌大会では、地元のプレッシャーもあったのか、高梨選手は、第9戦の一本目が12位と出遅れ、取り返そうとした二本目は悪天候のため中止となって、結果的に12位のままでした。

翌日の第10戦も、一本目が9位と出遅れ、二本目で順位をあげましたが5位に終わりました。


蔵王での第11戦と第12戦ですが、大会初日の悪天候のため、2日めに2試合を行う強行日程となりました。

札幌での2連戦の不調で心配された高梨選手ですが、第11戦の一本目で95.5メートルを飛んでトップに立つと二本目も93.5メートルで優勝、第12戦でも一本目が102メートルの大ジャンプの後、二本目も94メートルを飛んで優勝しました。

蔵王での高梨選手の4本のジャンプは、すべてトップの飛距離での圧勝でした。

総合ポイントでも2位のサラ・ヘンドリクソン選手に大差をつけていて、残り4戦で決まる総合優勝の可能性も、かなり高くなってきました。


それから4か国で争われた女子のアイスホッケーのオリンピック最終予選でも、日本が2勝1敗でトップになって、来年のソチオリンピック出場を決めました。

女子のアイスホッケーは、1998年の長野オリンピック以来2回目の出場ですが、長野の時は開催国枠での出場だったので、予選を勝ち抜いての出場は初めてとなります。


来年のソチオリンピックに向けて楽しみが増えてきましたね。