先日行われた全国高校サッカー選手権大会で、宮崎県の鵬翔高校が初優勝しました。

宮崎県の高校が優勝したのは史上初めてのことで、大会前は県民でさえ優勝を予想した人はほとんどいなかったと思います。

まさかまさかの嬉しい誤算でした。


ここ10年ほど宮崎県の高校サッカー選手権の代表校は、鵬翔高校と日章学園の2校に限られ、この2校がライバル的に競い合ってレベルを上げてきましたが、それぞれの学校の監督の選手時代の実績は対照的です。


日章学園の早稲田一男監督は、宮崎県日南市出身ですが、高校は全国優勝6回のサッカーの名門帝京高校に進み、エースストライカーとして活躍して、3年生の時には全国優勝しました。

高校の後輩には、とんねるずの木梨憲武さんがいます。

木梨さんがサッカーのことを話題にする時に、たまに早稲田さんのことも出てきたりします。

早稲田さんは、帝京高校を卒業後、日本リーグの古河電工でも活躍した後、宮崎に戻り、日章学園の監督になりました。


鵬翔の松崎博美監督は、選手時代は早稲田さんほどの華々しい実績はありませんが、その松崎監督が率いた鵬翔高校が優勝するのだから、選手時代の実績は関係ありませんね。


今大会の鵬翔は、6試合中4試合がPK戦までもつれ込むという本当にきわどい戦いばかりでした。

一回戦と二回戦はともに0-0で守り抜いてPK戦で勝った後、三回戦と準々決勝は3点ずつ入れて圧勝しましたが、準決勝と決勝は先行されたのを二度追いついて粘った上にPK戦で勝ちました。

圧倒的な力で優勝したわけではなく、サッカーのトーナメントを勝ち抜いていく上で、PK戦の戦いがいかに重要であるかを示してくれました。

地方の高校でもやればできることを示せたのは大きかったと思います。