ユネスコの世界遺産委員会が開かれ日本の小笠原諸島と平泉が世界遺産に登録されることが決まりました。

自然遺産に登録された小笠原諸島は、東京湾から千キロ南にある大小約30からなる島々で、父島、母島、聟島(むこじま)、嫁島など親しみやすい名前の島が多くあって、無人島も多く、日本本土から遠く離れていることもあって、動植物が独自の進化を遂げていて、固有種も多く自然も豊かです。ただ世界遺産になったことで、観光客も増えるのはいいことですが、自然を破壊したり外来種を持ち込むことなどは、しないようにしてもらいたいですね。

文化遺産に登録された平泉町は、岩手県の南西部にあり宮城県境にも近く、奥州藤原氏が阿弥陀如来の極楽浄土信仰に基づく理想郷を目指して整備しました。

初代の清衡が造営した中尊寺の金色堂には、藤原氏4代のご遺体を祀る霊廟があります。

2代の基衡が造営した毛越寺(もうつうじ)には、境内の浄土庭園の大泉が池の周辺には、枯山水風の築山などが配置されています。

また標高約100メートルの金鶏山(きんけいさん)には、平泉を守るために雌雄一対の黄金の鶏を埋めた伝説も残っています。

震災後に観光客が激減していた東北地方の人たちにとっては、観光客を呼び戻すきっかけになるといいですね。