岡山県倉敷市真備(まび)町は、奈良時代に活躍した吉備真備(きびのまきび)や、推理作家の横溝正史さんが、戦時中に疎開していて、名探偵・金田一耕助の登場する作品を書いたことなどで知られています。
そんな真備町の三宅酒店で、岩手県二戸(にのへ)市にある金田一温泉の特産品である「金田一まんじゅう」の販売を始めました。
三宅酒店の店主の三宅一民さんは、横溝先生の疎開先に手伝いに行っていて、「ぼさぼさ頭をかきむしりながら居間で執筆する先生の姿を何度も見た。」そうで、まさに金田一耕助そのものだったんですね。
金田一まんじゅうは、あんこを蒸し菓子で包んだ素朴な味で、10年ほど前から売り出されていますが、震災の影響で観光客の減った温泉の手助けになればと三宅酒店でも取り扱うことにしました。
名探偵を通じて遠く離れた場所がつながることは、横溝先生が一番喜んでいるかもしれませんね。
