口蹄疫の影響で、感染防止のために休園していた宮崎市のフェニックス動物園が8月8日に84日ぶりに開園しました。

口蹄疫が最初に牛に発症したと報じられたのが4月20日で、キリンやニホンカモシカなど口蹄疫に感染するおそれのある偶蹄目14種約140頭などを飼育している動物園でも強い衝撃を受けました。

大型連休に入る4月下旬から園の出入り口に消毒マットを敷いて、動物との触れ合いイベントも中止にしましたが、さらに感染が広がって、家畜の搬出制限区域が園まで約500メートルに迫った5月17日から無期限の休園に入っていました。

職員以外の園内立ち入りは禁止され、飼料は入り口で業者から直接受け取りました。消毒用に薄めた酢を野菜、魚、肉などにかけて殺菌した上に野菜は熱を加えました。偶蹄類の動物の檻に入る際には酢で頻繁にうがいをしてマスクをつけて作業着や靴も取り替えました。

家畜の殺処分や口蹄疫の拡大に心を痛める毎日でしたが、県内外から寄せられた励ましの電話やメールには元気づけられ、改めて人の優しさや思いやりに感謝する毎日でした。

被害に遭われた畜産農家の方々は、生活基盤を失ってこれからも大変だと思いますが、頑張ってもらいたいです。