ワールドカップ南アフリカ大会も準決勝まで終わり、残すのは決勝と3位決定戦の2試合となりましたが、ここまでドイツの勝敗をすべて的中させていたタコのパウル君が、準決勝のドイツ対スペイン戦もスペインの勝利を見事に当てました。
ドイツのオーバーハウゼン水族館で飼育されているパウル君が、水中のタンクの中に沈められた国旗付きの2つの容器のどちらを先に開けるかで勝敗を予想するもので、これまで予選のドイツの戦いの3試合の勝敗と、決勝トーナメントの2試合の勝利をすべて的中させていたのに続き、スペイン戦でのドイツの敗戦も的中させました。
決勝トーナメントでイングランド、アルゼンチンといった強豪を破ってドイツが勝ち進む頃には、普段は迷信を信じない多くのドイツ国民もパウル君の霊感を信じるようになっていました。
準決勝のスペイン戦の予想では、地元のテレビ局が中継する中で、パウル君はスペインの国旗が付いた容器を選択してドイツ国民をがっかりさせました。
同水族館の職員一同もショックを受け「過ちを犯すのは人間だけではない。パウルが間違っていることを祈ろう。」と気を取り直しましたが、実際の試合でドイツがスペインに負けたことで怒りの矛先がパウル君に向けられ、ネット上では「パウルをシーフードサラダかパエリアにしろ」とか「サメが入った水槽に入れろ」などの過激なコメントもあり、ベルリンではタコに反対する歌も歌われました。
負けたのは選手の実力でしょうけど、何かのせいにしたくなるは世界共通みたいですね。