アメリカのバン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した辻井伸行さんと村上春樹さんの小説「1Q84」の影響で関連するクラシックの作品の売り上げが伸びています。
辻井さんのアルバム「debut」と「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番」が最新のオリコン・アルバムランキングで2位と3位に入り、DVDランキングでも「川のささやき」が7位に入りました。
関係者によれば「これまでのクラシック作品の最高位は小沢征爾さん指揮の「ニューイヤー・コンサート2002」でしたが、辻井君の作品の売れ行きは驚異的。」だそうで、東京の山野楽器銀座本店では1日に500枚以上は売れているそうです。
辻井さんはエイベックス・エンタテインメントに所属していますが、7年前にクラシック部門を始めた中島浩之さんによると「辻井君の3作品は合わせて25万枚を突破しました。13歳の頃から彼を知っていましすが、彼の力のおかげです。」
幼い頃から全盲の天才少年としてマスコミに取り上げられた辻井さんですが、CDにはそのことは書かれてありません。
中島さんの「世界に通用するアーティストに育ってほしいという思いからです。
また村上春樹さんの「1Q84」に登場する名曲にも注目が集まっています。
チェコの民族的作曲家ヤナーチェクの管弦楽曲「シンフォニエッタ」で1965年に録音されたクリーヴランド管弦楽団盤の売り上げが2万枚に届きそうな勢いだそうです。
発売元のソニーミュージックによると「90年にCD化してから売れたのは6000枚ほどだったのが、小説発売後に1週間で6000枚売れたそうです。
時を同じくして違う分野の二人の影響での時ならぬクラシックの売れ行きに関係者は大喜びに違いありません。