京都と花と文学と -9ページ目

京都と花と文学と

京都洛北賀茂川周辺で撮影した四季折々の花の写真を,それぞれ花にまつわる文学や音楽、映画などの話を交えながら紹介します。


2014年5月17日午前9時半/リコーCX-3にて撮影




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ここにアップされている画像は、フレームの関係で右端が5センチほどカットされていす。 オリジナルの画像で見るためには、画面をクリックし、ギャラリーに入って、拡大した画像で見てください。〈 印をクリックすると次の画面に進むことができます。


ギャラリーに入ると、キャプションが消えて、読むことができません。画像にキャプションが付いているものは、キャプションを読んだうえで、ギャラリーに入り画像を鑑賞してください。



本ブログとは別にもう一つFC2に「子規 折々の草花写真帖」(http://donta71.blog.fc2.com/ というブログを、最近開きました。本ブログと内容的に同じものと違うものとがありますが、ギャラリーの背景が白いフレームになってるので、画像が一層クリアーで見やすく、画像のサイズも大きいので、オリジナルの画像により近い画像でお楽しみになれます。ぜひのぞいてみてください!


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ナガミヒナゲシの花弁を水に浮かべて、2、3日放っておいたところ、花肉が溶けて消え、筋が浮き上がってきて、花扇になっていて、その上に、黄金色の蛾のような羽虫が死んでいました。花弁に抱かれるようにして横たわり、朝日の光を受けて、キラキラと輝く姿はあまりに美しく、高貴でもあり……。


頽廃すれすれのところで、美神に変容して死の国の花のしとねに横たわり、あるいは暗い空を飛ぶその姿を、皆様にも見ていただきたく思います。


尚、死と変容といえば、リヒアルト・シュトラウスの同じタイトルの交響詩が思い出されます。youtubeから、作曲者自身がウィーン・フィルを指揮した演奏を張り付けておきましたので、聴いてみてください。







2014年5月17日午前9時半/リコーCX-3にて撮影






2014年5月17日午前9時半/リコーCX-3にて撮影






2014年5月17日午前9時半/リコーCX-3にて撮影





2014年5月17日午前9時半/リコーCX-3にて撮影






2014年5月17日午前9時半/リコーCX-3にて撮影





2014年5月17日午前9時半/リコーCX-3にて撮影






2014年5月17日午前9時半/リコーCX-3にて撮影






2014年5月17日午前9時半/リコーCX-3にて撮影







2014年5月17日午前9時半/リコーCX-3にて撮影






2014年5月17日午前9時半/リコーCX-3にて撮影





2014年5月17日午前9時半/リコーCX-3にて撮影





リヒアルト・シュトラウス作曲:『死と変容』

指揮:リヒアルト・シュトラウス/演奏:ウィーン・フィル


http://www.youtube.com/watch?v=MYSkfgsL_BE









私事で恐縮ですが、『原節子、号泣す』(集英社新書)が、原さんの94歳の誕生日に当たる、昨日の6月17日に発売となりました。


30年ほど前、ニューヨークで生活していたころ、友人が、当時手に入る限りの小津映画のビデオを送ってくれ、それを毎晩毎晩、深夜仕事が終わり、寝る前に見る生活を20年くらい続け、『晩春』や『麦秋』、『東京物語』、『東京暮色』、『早春』など、戦後の主要な作品は、最初から最後までストーリの展開や、俳優の演技、場面の転換、音楽、大道具、小道具まで、スラスラと口で言えるほど覚え込んでしまいました。


小津の映画について何か書こうと思ったのは、3年前、『正岡子規、従軍す』を書き終えた後のことでした。一年以上、書くことに没頭しすぎたせいで、一種の放心状態に陥ってしまい、次は文学から離れて何か、気楽に書けるものをという思いがわいてきて、それで原節子の号泣の演技を通して、小津映画の普遍的本質を読み解いてみようという気持ちが起ってきたわけです。


たまたま、集英社のウェブ・マガジンの編集者を友人が紹介してくれ、一年間連載した後、新書として刊行するということで話が決まり、それで一年後に書き上げた原稿600枚を半分近く圧縮して新書向けにまとめ直して出来上がったものです。


自分で言うのもおこがましいのですが、これまで書かれてきた膨大な数の小津映画や原節子に関する書籍や新聞・雑誌記事、あるいは学術的論文のすべてを凌駕する内容になっていると思います。


小津映画については、すでに書き尽くされ、新しい発見はないと思われていますが、どうしてどうして驚くべき新発見が随所に書き込まれています。有名な映画評論家先生も、結構杜撰な見方をしているな、というのが正直な感想です。


よし、どんな発見と新説が書き込まれているか見届けてやろうと思う人は、はぜひ読んでみてください。


尚、20日に発売の、「青春と読書」(集英社)の7月号に、ニューヨーク時代における、小津映画との出会いから、最終的にこの本が書き上げるまでの経緯を、エッセイ風に書いた文章「不眠症と深夜の小津映画詣で」というタイトルで掲載されているので、そちらの方も読んでみてください。


さて、「灰色の猫」さんも、ブログを拝見したところ、相当の本読み、それも文学書読みと拝見したので、ぜひ読んでみてください。


ちなみに、「山川登美子」についてのエッセイ風の記事、とてもいいと思いました。文章も、女性らしく細やかで、きちんと押さえるべきところは抑え、しかも当世風のウィットも利いていて、数あるブログの中では、荒木優太さんという27歳の「在野」の文学評論家の書く文章と並んで出色だと思いました。


写真も悪くないですね。


これからも時々読ませてもらいます。


















2014年5月12日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影



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ナガミヒナゲシの花弁を水に浮かせて撮った画像を見ていただきます。


花びらを、水に浮かべて、2、3日、ほったらかしておくと、花弁の肉が水に溶け、筋が浮き立ってきて、暗い天空に舞い浮かぶ、花の扇のように見えます。そこで、題して「透かし扇」。お楽しみください。



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2014年5月12日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影






2014年5月12日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影






2014年5月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影







2014年5月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影







2014年5月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影







2014年5月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影









2014年5月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影







2014年5月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影







2014年5月12日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影






2014年5月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影







2014年5月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影







2014年5月11日/リコーCX-3にて撮影





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ナガミヒナゲシでは一番普通なオレンジ色の花の画像を見ていただきます。オレンジカラーのナガミヒナゲシは、毎年撮影していますが、新しい発見があって飽きませんね。来年もまた、4月から5月にかけて、道端の茂みや畑の畔に咲く花を、腰をかかがめて撮影していることでしょう。


ところで、このブログに、半年ほど前から、「灰色の猫」が棲み着いて、毎回「いいね」の拍手を送ってくれています。4月、5月と全休した時は、どこかほかのブログに移って、住みついたのかなと思っていたのですが、再開したら再び戻ってきてくれ、「いいね」を送ってくれました。


このネコさん、俳句を作るんだそうで、北野天満宮の唐蝋梅の花の画像に、一句付けてくれました。ナガミヒナゲシは季語として長すぎるので、付けるのは難しいと思いますが、本格的な梅雨の時節に入ったら、アジサイの花を紹介するので、何か付けてください!






2014年5月11日/リコーCX-3にて撮影







2014年5月11日/リコーCX-3にて撮影






2014年5月11日/リコーCX-3にて撮影






2014年5月9日/リコーCX-3にて撮影







2014年5月9日/リコーCX-3にて撮影






2014年5月9日/リコーCX-3にて撮影







2014年5月14日/リコーCX-3にて撮影





2014年5月14日/リコーCX-3にて撮影







2014年5月14日/リコーCX-3にて撮影










2014年5月9日/リコーCX-3にて撮影



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ナガミヒナゲシの続きとして、サーモン・ピンク色の花の画像を見ていただきます。






2014年5月9日/リコーCX-3にて撮影






2014年5月9日/リコーCX-3にて撮影





2014年5月9日/リコーCX-3にて撮影






2014年5月9日/リコーCX-3にて撮影






2014年5月9日/リコーCX-3にて撮影







2014年5月9日/リコーCX-3にて撮影







2014年5月9日/リコーCX-3にて撮影








2014年5月9日/リコーCX-3にて撮影


2014年5月9日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影


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3月の末から6月の17日に集英社から新書として刊行される『原節子、号泣す』の最終原稿の作成や初校と再校のゲラのチェック、使用する画像の選定やキャプションの作成、打ち合わせのための状況などなど、最後の追い込みに忙殺されていました。そのため、二か月余り、まったく更新できない状態が続き、申し訳なく思って入ます。


この間、花の写真は、毎朝と夕方の犬の散歩の途中、撮り続けてはきたのですが、画像の選定や編集・整理に時間が取れず、パソコンのマイ・ピクチャーに保存されたまま。
それでも、5月も末になって、ようやくすべての片が付き、ヤレヤレ。少しづつ手つかずのままたまっている画像の編集・整理に手を付けられるようになったので、画像のアップを再開したく思います。

最初に見ていただくのは、今年初めて発見した白いナガミヒナゲシの花です。 


これは、二週間ほど前、賀茂川の堤防を犬を連れて散歩していたときに、土手下のイチゴを栽培しているビニール・ハウスの脇のゴミ捨て場に咲いているのを見つけ、撮ってきたものです。 


ビニール・ハウスの建設用の鉄パイプとか錆びた金網とかが無造作に捨てられたままの、およそ殺風景なスペースに白い花が風に揺れて咲いているを見つけ、何だろうと思って近づいて見たら、ナガミヒナゲシでした。健気に白く咲く花の姿は、正にごみ溜めに鶴の趣でした。 


ナガミヒナゲシの花は、花柄の大きさに相当の差があり、大きいのはコスモスの花ほどもあり、小さいのは小指の先くらいのものまであり、色調も朱色に近いオレンジから、淡いサーモンピンクまで、花弁の形も貝殻、あるいは扇のような降ら身をもったものから、剣状に尖ったものまで、かなりの差異があり、酒類の違いがあることは分かっていましたが、これまで見てきたのはどれも基本的にオレンジ色でした。 


というわけで、白いナガミヒナゲシを見るのは今回が初めてのことですが、突然変異でこういう色になったのでしょうか。それとも元々白の変種があるということなのでしょうか。 


ご存知かと思いますが、この花の原産地は、地中海のシチリア島で、貨物船の荷物に種が付着して日本にやってきて、その種が貨物トラックに運ばれて、日本各地に繁殖するようになったものだそうです。白く風に揺れる花を撮影しながら、頭に浮かんでいたイメージは、地中海のシチリア島の海辺の丘の上に、この白い花が一面に咲いていて、風に揺れている光景でした。 



もしかしてギリシャ神話に出てくる、半人半獣の牧神パンに追いかけられ、あわやという時に、「助けて」と叫び声を挙げ、葦に変身したという妖精は、この白いナガミヒナゲシの化身だったのかもしれません。 





2014年5月9日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影





2014年5月9日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影
















2014年5月9日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影







2014年5月9日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影







2014年5月9日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影











2014年5月9日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影
2014年5月9日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影

2014年3月16日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影


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冥い水に浮かぶ紅梅と白梅の影像に続いて、冥い水というより天空の彼方、あるいは遠い宇宙の暗黒空間に、花と化した死者たちの霊魂のように浮かび、漾う蝋梅の花の画像を見ていただきます。


蝋梅の花を水に浮かべて撮るのは今回が初めてです。半透明な蠟質の花弁が、背景の暗い水の闇と相まって織り成す、クリスタルで、玄妙・不可思議なイメージの美しさをご堪能ください。


尚、今回紹介する蝋梅の花の姿について、狼狽詳しい方は「あれ!? ちょっと変わっているな」と思われたかもしれませんが、普段私たちが見慣れている蝋梅とは花片と花芯の色と形が違っています。

というのは、黄色い花弁に紫色が入っているのと、剣状の花弁であるにもかかわらず、花の芯が白いこと。蝋梅は、大きく分けて、唐蝋梅とか雲南老蝋梅と呼ばれる、花弁が剣状で、花芯が紫色の蝋梅と花弁がスプーンのように丸みを帯びてすぼみ、花芯が白い素芯蝋梅の二種類に分けられます。ところが、この蝋梅は、花弁の形状は唐蝋梅に近く、花芯は白いことで、素芯蝋梅に近い。ということは、二つの要素がまじりあった変種ということなのでしょうか。

ちなみに、花弁の色が紫色になっているのは、元々黄色い色が、3月の半ばころから紫色に変色し始めたもので、唐蝋梅本来の花芯の紫色が、気温や太陽の光の変化に応じて、花弁の方に出たということなのかもしれません。


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2014年3月16日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影




2014年3月16日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影





2014年3月15日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影




2014年3月15日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影




2014年3月15日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影




2014年3月15日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影





2014年3月15日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影





2014年3月15日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影






2014年3月15日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影






2014年3月15日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影






2014年3月15日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影






2014年3月15日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影





2014年3月15日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影

















2014年3月12日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影



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ここにアップされている画像は、フレームの関係で右端が4センチほどカットされていす。 オリジナルの画像で見るためには、画面をクリックし、ギャラリーに入って、拡大した画像で見てください。〈 印をクリックすると次の画面に進むことができます。


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昨日の水に浮かぶ紅梅の画像に続いて、今回は白梅の画像を見ていただきます。


いづれも下御霊神社の手水の鉢にたまった水に浮かばせ、朝日の逆光を活かして撮影したものです。


先日、千葉に住む大学時代からの友人が、西行、定家に関する本を読んでいたら、能の幽玄から茶道の「侘び寂び」に至る美学の系統の中で、究極の美学とされるものとして「冷え寂び」の世界があるということを教えられたということを、教えてくれました。


私も、これまで能の幽玄や茶道の「侘び寂び」の美学は常に意識しながら、花や風景の写真を撮ってきましたが、「冷え寂び」というのは初めて知った言葉です。今回の白や淡いピンク色の梅の花の画像が、果たしてどこまで「冷え寂び」の境地に届いているか……ご賞味ください。


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2014年3月12日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影







2014年3月12日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影







2014年3月12日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影






2014年3月12日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影







2014年3月12日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影







2014年3月12日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影






2014年3月12日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影







2014年3月12日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影







2014年3月12日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影






2014年3月12日午前9時半ころ/リコーCX-3にて撮影



2014年3月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影



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3年前の2011年3月11日以降、毎年、この日が来ると、暗い水にこの時期に咲く花を浮かべて写真を撮っています。


この日、東日本沿岸部を襲った大地震と空前絶後の大津波によって犠牲となられた方々の魂に花としてよみがえってもらい、水に浮かぶその姿を手を合わせるようにして拝み、撮影し、パソコンの画面に再現することで、私なりに犠牲になられた方々を追悼し、ご冥福を祈るよすがとしたい……そんな思いが、私の中にあるのだろうと思っています。


今年もまた、下御霊神社の手水鉢や西賀茂神光院境内に残る幕末の女性歌人、太田垣蓮月尼の旧居の内庭のつくばいにたまった水、自邸の裏庭の日が差し込む暗がりに置いた洗面器に溜めた水の上に、白や紅、ピンク色の梅やボケ、蝋梅、水仙などを浮かべて撮影しました。それらの画像を、何回かに分けて見ていただきたく思います。題して「花影冥水」。暗い水に映る花の影といった意味です。



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2014年3月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影





2014年3月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影




2014年3月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影




2014年3月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影





2014年3月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影




2014年3月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影




2014年3月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影




2014年3月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影




2014年3月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影




2014年3月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影






2014年3月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影






2014年3月11日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影



明治29年7月10日発行「風俗画報」特集「大海嘯被害録」より




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日本大地震と大津波、そして福島原発事故によって、未曽有の犠牲者が出てから3年の年月が流れました。

3年前の2011年3月10日、私は、春先の花を水に浮かべて写真に撮っていました。2004年から京都に住みだして、7年あまり、私は、家の周囲に咲く四季折々の花々を写真に撮り続けてきましたが、暗い水の上の花を浮かべて撮るのは初めての事でした。なぜ水の上に花を浮かべたのか、理由は分かりません。



不思議なのは、その翌日、東北の三陸地方を中心に大地震と大津波が襲い、多くの人びとと家や車が濁流に流され、飲み込まれ、沈んでいったということでした。あのとき、私は、同じ3年前の5月の末、平凡社から刊行された『正岡子規、従軍す』の「あとがき」を書き進めていて、途中、息抜きにコーヒーを淹れて飲みながら、テレビのスィッチを入れたのでした。そして画面に現れたのが、大津波によって人も家も車も……すべてが流されていく、あの見るもおぞましい光景でした。




以来、私は、毎年3月11日が近付くと、憑かれたように花を見ずに浮かべて写真に撮るようになりました。私は、大災害の犠牲となられた方々の冥福を祈るために、水に沈んで亡くなられた方々の霊を、花の姿に甦らせ、カメラに写し撮ることで、合掌しているのかもしれません。




それにしても、この3年間、私たちは、この黙示録的大災害(カタストロフィーに何を学んだというのでしょうか。その後の二つの総選挙における安倍自民党の大勝利といまだに続く安倍内閣への高支持率、一向に進まない被災地救済と復興、にもかかわらず原発を再開させようとする動き、東京都知事選挙の結果などなど、その後の日本の動きを見ていると、私たち日本人は何を学んだのか疑問に思わざるを得ません。

それだけではありません、従軍慰安婦問題や南京大虐殺事件を巡る、過去において日本人が犯した犯罪行為を「なかったものにしよう」という、最近特に顕著になってきた動きを見ていると、日本人は、今、歴史を忘れよう、忘れようとしようとしているのではないか。それは、現実に直面している問題とこれから先も背負っていかなければならない過去の「負」の歴史の深刻さと重さを受け止めるのが辛くて、怖いから、歴史から逃れようとしているのではないか。そして、安易にその場しのぎの快楽や薄っぺらな幸福感と感動を求める結果、テレビで見るスポーツに浮かれ騒いだり、偽作曲家が創った「広島交響曲」に感動する……ということではないのか。

結局、東日本大震災と大津波、福島原発事故から、日本人は何も学ばなかったのではないか……。24時間の断食を続けながら、なぜ日本人は歴史に学ぶことを忘れてしまったのか、考える中で頭の中にずっとあったのは、いまから118年前の明治29年の秋、正岡子規が詠んだ「洪水」という新体詩で、子規が115年後の大災害を予言するような詩を書き残していることでした。

正岡子規は、明治28年4月10日、日刊新聞「日本」の従軍特派員として、広島の宇品港から船に乗って、中国の遼東半島に渡り、大連、金州、旅順と取材しています。しかし、すでに戦争は終わり、下関講和条約が成立したことと、子規が従軍していた近衛師団の従軍記者の扱いがあまりに劣悪で、横暴であることに激怒して、僅か33日間従軍取材しただけで、帰国してしまいます。ところが、帰国する船の上で喀血し、神戸の和田岬に上陸すると、担架で運ばれて神戸病院に入院、応急措置が取られた後、須磨保養院に移り、ほぼ三か月療養に務めた結果、九死に一生を得て回復。退院後は郷里の松山に戻り、松山中学校の英語教師をしていた夏目漱石の下宿先(愚陀仏庵)に一か月半ほど居候したのち、奈良見物を経て東京に戻って行きます。

「洪水」は、その翌年の明治29年11月5日に詠まれ、「日本人」に発表されています。全体で五つの連に別れ、306行と類を見ない長大なもので、詩が詠まれたい背景には、この年の6月に、三陸地方を襲った大地震と大津波で2万人を越える死者が出るという、正に3.11と同じ規模の大災害(津波の最高到達地点は、3.11と同じ大船渡市の綺里湾で、高度も38メートルとほど同じ)が起こったことがあったものと思われます。

ですが、子規は、おそらくは発禁処分に遭うことを恐れてのことだと思いますが、大津波による災害を、大洪水による災害と空想上の大災害に書き改め、この大洪水がもたらされたのは、明治維新以降、薩長藩閥政府が行った悪政がもたらした祟りであるとし、山の神と川の神が自然を破壊してやまない明治の文明開化と都市化、工業化の行き過ぎを懲らしめるために、雨の神に頼んで、大雨を降らせ、大洪水を起こしてもらうという筋書きで、物語を進めていきます。

おそらく子規は、三陸地方の大津波による被害の実態を報じた「風俗画報」などの詳細な記事を読み、図版を見ながら、この詩のイメージを膨らませたのでしょう、恐ろしくも物すごい詩であり、子規の新体詩が21世紀を先取りしていることに、驚嘆させられます。

私は、先月の23日、松山市の子規記念博物館で、「正岡子規、従軍す」という3年前に平凡社から刊行された単行本と同じタイトルで、1時間半あまり講演をしてきたのですが、その準備を進めるなかで、この「洪水」という長詩を初めて読み、この詩が21世紀の大災害を先取りする形で預言していることに、驚き、感動させられました。この時期、子規は「病の窓」という、「洪水」ほどは長くないのですが、胸を病み、死の恐怖におびえる自身の心象風景を、象徴的に詠った、これまた凄まじい新体詩を作っています。ぜひ読んでみてください。

子規記念博物館での講演会では、最後のしめくくりで、この「洪水」を取り上げ、正岡子規は、詩人の直感で21世の大破滅を見通していた。しかも、「6尺の病床」に拘禁され、病苦に耐えながら、身の回りの狭い生活空間の中に、無尽の美と喜びと、幸福を見出し、俳句を詠み、短歌を詠い、写生文を書き、草花や果物の絵を描き抜いた子規の生き方と後に残した大文学は、電気、石油、原子力エネルギーの消費をできる限り抑え、身の回りの生活空間の中に生きる喜びと豊かさ、そして幸福を見出して行かなければならないという、正に3.11以降、日本人に求められている人間としての基本的生き方の大転換を先取りしたものである。そうした意味で、子規の文学は21世紀の今こそ全面的に読み返されなければならない……という趣旨で、話をまとめたところ、 聴衆は大変心を動かされたようで、講演終了後、涙が出てきたと言ってくれる人もあり、苦労して子規を読み込み、本を書き上げた甲斐があったと思った次第です。


というわけで、今回は、花の写真から離れて、子規が「洪水」を書くうえで、イメージの源泉になったと思われる、明治29年の三陸沖大津波の様子を描いた「風俗画報」掲載の挿絵を見ていただきたく思います。



最後に、オノ・ヨーコさんが、広島の平和記念公園を訪れ、千羽鶴を見た時に、原爆症で苦しむ一人の少女の歌った詩に感銘を受けて作ったという「くるしい」のライブ演奏を聴きながら、明治29年と平成11年と二度の大震災と大津浪の犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。

言うまでもなく、「くるしい、くるしい!」とうめくように、叫ぶように歌うヨーコさんのパフォーマンスは、広島の原爆犠牲者だけでなく、東日本大震災の犠牲者たちの「くるしい、くるしい」という思いと叫びの声にも通底しています。



 

 「くるしい」


    by オノ・ヨーコ + プラスティック・オノ・バンド

    

 http://www.youtube.com/watch?v=tj3XWYQoQio


      

   *上をクリックすると画面が変わります。そのまま10秒ほど待っていると、

    ヨーコさんのライブ演奏の動画が出てきます。

    




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明治29年7月25日発行「風俗画報」特集「大海嘯被害録」より





明治29年8月10日発行「風俗画報」特集「大海嘯被害録」より






明治29年7月10日発行「風俗画報」特集「大海嘯被害録」より






明治29年7月10日発行「風俗画報」特集「大海嘯被害録」より




明治29年7月10日発行「風俗画報」特集「大海嘯被害録」より






明治29年7月25日発行「風俗画報」特集「大海嘯被害録」より






明治29年7月25日発行「風俗画報」特集「大海嘯被害録」より






明治29年8月10日発行「風俗画報」特集「大海嘯被害録」より






明治29年7月25日発行「風俗画報」特集「大海嘯被害録」より






明治29年8月10日発行「風俗画報」特集「大海嘯被害録」より