長い間、感じることにフタをしてきたけれど、感じる練習をしたい。だけど、なぜそれが必要なのか今ひとつ分からない。ちょっと怖さも感じる。ーーそんなあなたへ。

なぜ感じる練習が必要なのか、3つの理由をお話ししますね。

 

 

感じる 練習 なぜ

感じる力を取り戻す整体!
氣道協会の佐野裕子です
 

私自身も、つらさや痛みを感じないよう感覚を鈍らせて、
最後は布団から起きられなかった時代がありました。
そんなエピソードも含めてお話しします!

 

 

感じる 練習 なぜ 必要

 

 

 

感じる練習はなぜ必要か?(1)考えることは、生きることではない


感じることは、漠然としていて、白黒はっきりしない曖昧なものに思える。

頭で考えることや、誰かから聞いた知識の方が、確かなものなのではないか。

ーーそんなふうに思うことがありませんか?

 

学校教育の中でも、何が正解なのかを「考えて」答えを出すことを教えられてきました。

考えることは、たしかに人間の大切な力です。

 

 

でも、あなたが「今、生きている」のは、考えているからではないですよね?

 

心臓は、眠っている間にも動いている。

走れば自動的に脈拍が上がって、必要な血液をめぐらせてくれる。

 

自分なんて生きる価値がないと考えているその瞬間にも、

体は呼吸をして、いらないものを吐き出し、新しいエネルギーを取り入れ、

体中に巡らせて生きようとしているのです。

 

 

理屈以前に働いている「生きる力」があるということを、

もっと重視しても良いのではないでしょうか?

 

「こうすべき」「こうすべきではない」と頭で考えて生活することが、

生命の流れを滞らせ、余計な症状や悩みにつながっていることは、

実はよくあるのです。

 

 

ではどうしたらいいの?

ーーそこで「感じる練習」の出番です。

 

 

 

感じる練習はなぜ必要か?(2)鈍らせたほうが、逆につらい

 

昔のクラスメイトが、ある時こんなことを言っていました。

 

たとえ親が亡くなっても全く心が動かないような、

石のような心を持ちたい。

 

石のような心だったら、悲しみを感じずに済むのかもしれませんが、

それってどうなのでしょうね?

かえってつらいのではないかな、と思います。

 

 

私も以前、しんどくても痛くても、なるべく感じないように、

時には薬で抑え込んでまで、感覚を鈍らせて生活していたことがありました。

(最後は布団から起きられなくなりました。)

 

 

元気になっていく過程で学んだのは、

「生き物には波があって当然」ということ。

 

体にも心にも波があって、波が高まっているときも低いときもあるのが当然。

 

その波に抵抗して「感じないように」していると、

深いところではどんどんつらさが増すし、生命力も鈍くなるのです。

 

 

感じる 練習 なぜ 必要

 

 

つらいことも、苦しいことも、実は抵抗を抜いて感じられた方が、早く経過します。

 

そしてその方が、余計なつらさは起こらないのです。

 

 

あるがままの自分を、ただ感じること。

それは、シンプルに自分の存在を受け入れることでもあります。

 

ーー最初は難しいかもしれませんが、練習する価値があると思いませんか?

 

 

 

 

感じる練習はなぜ必要か?(3)感じることは、力を抜くこと

 

パソコンに向かっているとき、やることの段取りを考えているとき、

ふと、肩や首に力が入っていることに気がつくことがありますよね。

 

そうやって「力が入っている」ときは、「感じること」ができていません。

 

 

整体(野口整体)の技術の練習をする時も、

「とにかく指の力を抜きましょう」と繰り返しお伝えするのですが、

 

指に力が入っていると、指で感じることができない。

指のセンサーがつぶれてしまうのですね。

 

感じる 練習 なぜ 必要

 

 

何かを「感じよう」と思うと、自然に力が抜けるのではないでしょうか?

 

もちろん、力が入るクセがすぐに無くなるわけではありませんが、

感じる練習」をすることで、

つい力を入れて頑張ってしまうクセが少しずつ弛んでくるはず。

 

頑張り癖がついている人こそ、感じる練習はぜひ必要なのです。

 

 

感じる練習、実際にはどうする?

 

いかがでしたか?

感じる練習」をやってみたいな、と思って頂けたでしょうか?

 

第一歩としては、

たとえばお風呂に入る前に、お湯を手でかき混ぜて、

「このお湯の温度は自分にとって心地よいかな?」と感じてみる。

 

ーーそんな小さなことから始めてみるのがお勧めです。

 

 

そして、本格的に感じる練習をしてみようと思った時には、

人の「手」を借りるのもお勧め。

 

体に「手当て」をしてもらうことで、自分の体を感じる練習になりますし、

 

何より、手当て(整体指導)によって体が整うことで、

「生命力にあふれた敏感さ」が育っていくのです。

 

 

手当て(整体指導)によって体を整えることにご興味おありでしたら、

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