~翌日~
朝
隼人「寝てたのか…」
結局何も決まらずに翌朝となった。
とりあえず支度をして職場に向かった。
ー職場ー
隼人(しかしあのままだと濃すぎるもんなー……久々に吉牛でも行こうか)
(吉牛の辛くないなんか色々入った七味がうますぎるんだよなぁ)
(……いかん腹減ってきた。昼休みまで我慢だ)
ー吉野家ー
<ラッシャッセー
隼人「並ひとつ」
<カシコマリマシター、ナミイチオナシャース!
隼人(紅生姜は必要だろうか。一応買っておこうかな。あと牛丼だけじゃバランス悪いし)
「お待たせいたしました牛丼並です」
隼人「どうも……いただきます」
ガツガツガツガツ
隼人(・・・やはり女の子は食い辛いだろうな。サラダと味噌汁も作ろう)
_____
~穂むら~
穂ママ「いらっしゃいませ」
隼人「お饅頭三個とごま蜜だんご一箱ください」
穂ママ「はい、1310円です」
隼人「ちょうどで」
穂ママ「はい、ちょうどお預かりします。…すみませんね」
隼人「はい?」
穂ママ「娘がわがままいったみたいで」
隼人「いえ、いいんですよ。誰かにご飯を作るのは楽しいですから」
穂ママ「すみません」
隼人「で、その…」
穂ママ「はい?」
隼人「俺も食べていってもいいかなって…だめですかね?」
穂ママ「え?ああはいもちろん。そのつもりですよ。」
隼人「え?」
穂ママ「ふふふ、いやですよ隼人さん。作らせるだけ作らせて帰すなんてそんなひどいことしませんよ」
隼人「あ、そうですか…なんかすみません」
穂ママ「いえいえ、こちらの台詞ですよ。お仕事もお忙しいでしょうし。
せっかくの休みなのに……本当にすみません」
隼人「いえ、基本暇ですから大丈夫ですよ。それよりも」
穂ママ「?」
隼人「大丈夫なんですか?娘さん2人のところに自分みたいな男をいれるなんて…心配でしょう?」
穂ママ「ああ、大丈夫ですよ。穂乃果がなついているみたいですから」
隼人「実は騙してるだけとか……」
<そんなことになったらぶっ殺してやりますからね!
隼人「!」ビクッ
穂ママ「はは、もうお父さんったら……というわけで信頼してますよ」
隼人「は、はい。任せてください」
穂ママ「よろしくお願いしますね」
つっても、そんなにうまいもの作れるかな……これで口に合わなかったら困る。
というか申し訳ないな……お母さんお料理上手そうだし、どうしようか……。
隼人「うーん……とりあえず薬味持ってくか」
「というか牛丼って早く作って置いといた方が美味いんだよな……電話するか」
「あなたとコンビニタウンページ♪」
(あれ?こんな歌だっけ?)
prrrrrrr
prrrrrrrpi!
穂パパ『もしもし。こちら和菓子屋穂むらです』
隼人「あ、すみません。大智と申すものですが」
穂乃果パパ『大智?…ああ、隼人君か。こんばんは。何かありましたか?』
隼人「はい、あの明日のことなんですがね。牛丼を作りに行かせて頂くのですが」
穂パパ『はは、そう畏る必要はありませんよ。それで何か?』
隼人「あ、はい。牛丼って早めに作って置いとくと美味しいんですね。
なので早めに上がらせていただいてもよろしいですかね……?」
穂パパ『ええ、もちろんですよ』
隼人「!そうですか、ありがとうございます」
穂パパ『すみませんねぇ……娘がわがままを言ってしまって』
隼人「いえ、お安い御用ですよ。それよりその」
穂パパ『娘だけの家に男を入れて大丈夫なのか?ですか?』
隼人「はい、そうです。やはり心配ではないかと」
穂パパ『……正直な話心配ではあります』
隼人「!ですよね……」
穂パパ『ですが、隼人君はいつも食べに来てくれますし、
本当に美味しそうに食べてくれる。私にとってもありがたい存在なんですよ』
隼人「!」
穂パパ『ふふ、まあこういうことを言うのもなんなのですが、
これからもうちと、それから娘をよろしくお願いしますね。それでは』プツッ
隼人(・・・やっぱお父さん惚れるわ。うまいの作れるように頑張ろう)
固く決意し軽く準備して早めに寝たのだった。
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