今日リブログさせていただく、ゲッターズ飯田さんのこのブログを読んだ時に、
一気に小学生時代にタイムスリップし、
祖母の顔が目に浮かびました。
小学校4年生の時に同じことを祖母から言われたからです。
何故はっきり覚えているかと言うと、当時家の中が暗く、この言葉を噛みしめたから。
実家は酒屋で両親は忙しく、私は明治生まれの祖母(当時75歳位)といつもごはんを食べ、一緒に寝ていました。姉達は各自の部屋に。
ある夜、祖母は寝床に入ってから、
「せいら、たとえ親でも悪いところは真似ちゃダメだよ。」
と言いました。
「例え親でも」の親とは、祖母にとっては一人息子である私の父と、嫁である私の母のこと。
店が忙しくていつも喧嘩ばかりしていた両親。
明治生まれの祖母と母との葛藤。
今は虎が猫になったように大人しくなった父ですが、当時は短気で怒鳴ってばかり。
祖母にもよく辛くあたっていました。
そんな一人息子や嫁のことで、色々思うことがあったのでしょう。
とにかく家の中の重い空気が嫌だった私は、祖母の言葉を素直に聞けました。
特に父が大きな声で怒鳴ることや怒りを露わにすることが本当に嫌だったので、
「嫌なところは絶対に真似しまい!」と思いました。
私もまた、息子が小学五年生の頃、同じことを息子に言いました。
親も完璧な人間ではない。
間違えることもあるし、出来ないことも沢山ある。世の中には色々な価値観があるから親の意見全てが正しいとは限らない。
そして例え親でもダメな所、悪いところは真似ちゃだめだよ!と。
お陰で
最近は
ダメ出しされっぱなしですが(笑)
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清水星良(せいら)