最近、なんとなく胃がもたれて吐き気がする日が続いてる。
何年か前から血圧も変な値を示す。
食後、猛烈に眠くなる。
などなど、あげるときりがない体の異変。
家人は言う。
低血糖じゃないの、、、だとか 血圧で頭がおかしいんじゃないの、、、、だとか
ただの食べ過ぎだ、、、とか
確かに食べ過ぎは自覚している。
親父も、祖母も、祖父も高血圧で脳溢血で、、、と考えると、じゃ私も、、、ってな気にもなる。
今更ってな気もするけど、医学の進歩を確認しがてら、ちょっとどんなもんか受けてみるか、、、と病院へ行って来た。
血圧、、、ちょっと数値は高めですけど、、、、どうします?
どうしますって、私が決めるのか、、、 「じゃホオッテおきましょう」
医者「そうですね。そうしましょう」
どっちが医者だかわからない。
血液検査もしましょう。
血液検査の結果、「数値は全く異常ありませんね。」
では「胃カメラですね」ってことで、今朝胃カメラを受けてきた。
胃カメラは何回か経験がある。
最初は、口から入れるやつだった。
これが苦手で、カミさんは「アンナの簡単よ。ごっくんって飲めば大丈夫」というが、どうも苦手だ。
私は、薬もうまく飲めないことがあり、小さな錠剤でも、食道の途中まで行って戻ってくるので、胃カメラはイカン。
ところが、鼻から入れるタイプのやつが出てきて、これは楽だった。
医者は鼻から入れるのです、、、、というので、それならうれしいと受けることにした。
そして今日、朝いちばんの受診。
鼻のテスト。どっちの鼻の穴が通りがよいか? 右はだめ。ひっかかる。
左、スルッと入って行く。前回も左だった。今回も左なので、左の穴がこうしてどんどん大きくなっていくのだろう。
胃カメラ的には良いことだが、何回もやってるとみっともない鼻になる可能性がある。
でも、最近はマスクをするので、まあいいか、、、、なんて考えながら、まな板の上、じゃなかった診察台の上で待つこと5分。
それにしても、前回の鼻から突っ込んだ時より、ずいぶんやり方が変わっている。
色々、改善されているのだろう。
いよいよ、先生の登場。思ったより太いなあ。また鼻の穴が、、、、
と思う間もなくトンネルの、、、じゃなかった鼻の穴に突っ込んで試合開始。
スルッと入って行く。難関もわけなく突破。
こりゃ楽だ。
余裕が出てきたので、モニターを見る。
名鉄電車のパノラマカー、先頭車両に乗って景色を眺める感じだ。
食道を通って胃に到達。
ところどころで停車してシャッターを押している。先生は撮り鉄だな。って冷やかしたいけど、声が出にくい。
胃の中、つるんとしてきれいなもんだ。これはたぶん問題なしだな、、、
先生は、あちこち何か隠れていないか探し回っている。
いくら探しても金目のものはございません。
「もうちょっと奥に入れますね。」って言うけど、、、、何もないって。
結局宝探しはなにも出ず。そんなテレビ番組があったなあ。
なにも出ないよって思いつつも、見ていたくだらない番組、と暇人の視聴者。
でも、機械の進歩は実感した。とにかく楽だ。
結局、胃は大きな問題がないことはわかった。
では、あの吐き気は???
食べ過ぎかなあ。