ハンガリーからセルビアへの夜行列車
またこれか
6人がギュウギュウ詰めで交互に密着して寝る
横を向けば知らない人の足が目の前に…
ふむふむ
寝れるか~い!!!
ヨーロッパの夜行列車はもうやめておこう
ということで
無事27ヵ国目セルビアの首都ベオグラードへ到着
いよいよピンとこない国
駅から宿へ向かう途中
首都の一番大きなメインロードのど真ん中
そこに遺された空爆跡
これは1999年激化したコソボ紛争の末NATOから受けた空爆跡
1999年って…
全然昔の事じゃない
コソボ紛争の事や旧ユーゴスラビア問題いろいろ調べてみても目線によって語りも様々
難しくてうまく理解できない
辿れば1944年に連合国からの空爆により1600人が死亡
さらに辿れば、1941年にドイツ軍による空爆により24000人が死亡
同年ナチスによる大量虐殺
そんな悲しい過去を持つベオグラード
市民を襲う突然の悲劇…
住む所に「安心」が無い
でもそこに住むしかない住民
ほんとに最近のこと
自分は安心できる日本で温々育ったんだと改めて実感した
碑には「ZASTO?」と刻まれている
その意味は「何故?」
この悲劇の跡を遺すことで
ベオグラードの人たちは前へ進んでいる
こんな悲劇が二度と起こらないよう
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