荻窪にある「ザンガラ」というレストラン。
お料理とあわせて、ペアリングをお願いしたのですが、フランス、イタリア、ナパなど世界のビオを中心としたワインのグラスの最後にでてきたのがこちら。
京都木下酒造の「玉川 Time Machine(タイムマシーン)ビンテージ」。
飴色に輝く金色の液体を、グラスに注いでもらうとふわっと甘い香りが立ち上ります。
ひとくち、口に含むと
味醂?
そうなんです。お味は、日本酒というよりは限りなく味醂寄り。
木下酒造のフィリップ・ハーパー杜氏が、江戸時代の文献を読み、当時の製法、当時の酒麹に限りなく近い麹を使ってつくった意欲作。
さすがオックスフォード大学卒のインテリ杜氏だけの事はあります。
木下酒造さんのWEBのタイムマシーンの紹介文には。。
「どこかみたらし団子を思わせる香りも時間とともに変化し、干しブドウ、イチジク、奈良漬けといった要素も加わって、複雑な香りの競演を楽しんでいただけます。」
みたらし団子に奈良漬けって、日本酒の香り?
でも、ちゃんと日本酒。
コースの最後のデザートを断ってチーズに変えてもらったのですが、匂い強め、クセ強めのチーズにあうことといったらありません。
昨年の5月に始めたこのブログ。
実は今回が記念すべき100本目。
実は1本目は、奇しくも同じく木下酒造さんの「Ice Breaker(アイスブレーカー)」についてでした。
そういえば、2022年新年1本目も木下酒造さんの「福袋」。
今年も、元気で、ガンガン飲むぞ~。
木下酒造のお酒