梅雨があけたら、いきなり真夏です。暑っ・・・

 

年中、いつ食べても、どう食べても、誰と食べても美味しいもの、それはカレー。

でもやっぱり、カレーといえば夏です(かなり決めつけ)。

その証拠に、料理雑誌の金字塔、dancyuの8月号は毎年のカレー特集が恒例。

今年のdancyuカレー8月号は、まさにスパイス祭り。スパイス百花繚乱。

暑い暑い国、インドで培われたスパイスの魔法が、令和になってようやく、湿っぽく暑い夏の国民にも浸透してきたという事でしょうか?

 

スパイス料理を食べると、体がなんだかしゃっきりする気がします。

あと、盲点なのですが、スパイス料理は、晩酌にぴったり。

普通のカレールーでつくるカレーは、お酒にあわないので、夜ゴハンで食べるのは、健康診断の前だけです。

 

しかし、スパイス料理は、酒の肴。特にホッピーに、ばっちりあいます。

もちろんクセ強の日本酒にも。(今日は「中取り大雪渓 特別純米 無濾過生原酒」をマリアージュ♪)

 

今日作成したビリヤニは「エリックサウス」総料理長の稲田俊輔さんの「だいたい1ステップか2ステップ!なのに本格インドカレー」というレシピ本の中の「レンチン タミル風チキンビリヤニ」です。

 

文字通り、レンジでチンするだけで、本格的なチキンビリヤニが作れます。

いや、マジで?

イナシュン、天才なん?

 

レンチンタッパーに、鶏もも肉、玉ねぎ、ナス、おろしにんにくと生姜、オクラを刻んで投入。

そのタッパーをデジタルスケールに乗せ、次々とレシピ本に記載されているとおりの量のスパイスを投入。

その上から、自家製ガラムマサラを投入。

パウダーはクミン・ターメリック・コリアンダー・赤唐辛子の4種を同量で。(我が家では、スパイスパウダーもガラムマサラも、多めに計量して、それぞれ作り置きしてます)

その上から20分浸水したバスマティライスを150gのっけて、バターを置いて、鶏ガラスープを注げば、調理終了。

後はレンチン。

600W〜700Wで10分。200Wで6分。5分蒸らせば出来上がりです。

「家事ヤロウ!」かよっ!

ていうか、我が家でインド料理の時は「男子ごはん」ダンナ君の担当と決まってます(より楽ちん)。

 

早速、日本酒と一緒に、ビリヤニ晩酌。

スパイス、旨い〜!

最初に、このレンチン・ビリヤニつくった時、その簡単さと、本格的な味に絶句。

 

前述のdanyuに『その後のカレーの歴史を大きく変えるコペルニクス的転機であり、稲田さんの名は未来永劫語り継がれる』と書かれていますが、その言葉に嘘はありません。

 

それほど、イナダさんのレシピ本は衝撃的。

これまで敷居が高いと思っていた、スパイスカレーが一夜にして「スパイスさえ揃えれば、おうちでつくれるヘルシーお惣菜の一種」というポジショニングに変わった訳です。

だって、ちょっとしたお店でビリヤニなど頼もうものなら、2000円とかする訳ですよ。

 

先日、青山ブックセンターでおこなわれたイナダさんのトークショーにも参加した程のイナシュン・ファンの我が家。

これからの本格的な夏、火を使わないレンチンで、本格インド料理が楽しめる、珠玉のレシピの数々は最頻出の予感です。

 

カレーシリーズ:

「鰹のスパイスカレーは残暑に最適カレー」は、こちら

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