秋になると各酒蔵から「ひやおろし」が次々と出されますが、「谷川岳」のひやおろしがマイ・フェイバリット。
この「水芭蕉 夏酒 純米吟醸おりがらみ」は、「谷川岳」の酒蔵、永井酒蔵さんの夏酒です。お値段 税抜2,700円。
「おりがらみ」というだけあって、ただ爽やかな夏酒と違い、くいっと喉にクル感じがあります。
こういう夏酒、珍しいなぁ、と思っていたのですが、キンキンに冷やしても旨味が残ような工夫だそうです。
そういうアプローチがあったか。
永井酒蔵さんのウェブサイトを見ると、お酒の説明に、酒米の産地(兵庫県三木・別所地区)が。
産地の記載も(思い入れ強く)かなりピンポイントです。
フランスのブルゴーニュなど、ワインの産地では、どの村のどの畑のぶどうで造ったワインなのかが、とても重要。
向きは南向きだとか北向きだとか、標高なども含めて、ぶどうの「氏そだち」が超明確かつ重要。
練馬区にある日本酒マスター、大塚酒店の店主も、酒の味の話をしないで、酒米の土や農家さんの話ばかりをするのですが、本当に美味しい日本酒をつくろうとすると、ワインと同様に、水、米、そしてその米や水が育った土地、土壌へのこだわりに自然に行き着くのでしょう。
グーグル・アースで、このお酒の酒米の産地、兵庫県の別所町を見てみました。
山のふもとに、見事な田んぼが一面に広がっていて、なんかワクワクします。
今日の料理酒は(りょうりしゅじゃないよ、料理をしながら飲む酒、りょうりざけです)
もちろん、この水芭蕉の夏純と、酒の肴は、新座の産直で買ってきた、トマトの切ったの、です。
すみません。写真で見ると、うちのコースター、猫の毛だらけですね。
西田酒造のお酒: