昨日のブログで、かつてうちの夫の言った言葉を書いたところ、
「いいこと言ってんじゃん、お宅の旦那!」
みたいな(あくまで『みたいな』です、皆さんご丁寧です本当は)コメをいただけたので
嫁フィルターで(笑)ちょっと良かったかなあと思った夫の言葉を書いてみます。
(夫本人が覚えてるのかは不明ww)
えーっと。私は一時期、精神的にかなりヤバイ状態にありました(アメンバー限定記事に書いてます)。
鬱々としている私に、母は
「あんたは何でそう後ろ向きなのよ!もっと前向きに生きなさい!!」
と叱咤激励しました。
弱っていた当時のねこもも、その言葉にかなりダメージを喰らいました。
鬱の人間に、そういう励ましはダメ、絶対。
んで、夫(当時は彼氏?…とりあえず一緒に暮らしてました)に泣き泣き愚痴りました。
「前向きになれなんて言われてもさ…もう、前がどっちかも分からへんのよ。前を向くのも前を探すのも疲れた」
みたいに言ったと思います(記憶が曖昧な時期だった)。
応えてくれた夫の言葉は覚えてます。
「前がどっちか分からんのなら、とりあえず俺を見といてくれ」
「無理して前を向かんでいいから、横見とけ。
俺がいつも横におるから。
俺がいる方向がお前さんにとっての『前』や。
まあ俺なら、お前さんに比べればそう間違った方にも行かへんと思うから」
「後ろ向きでもええんちゃう?地球は丸いねんから、所詮前に進んでも後ろに進んでも、一周すれば同じとこに帰ってくるねんから。後ろ向きも悪いことないやろ」
そう言うので、私はからかい半分で「“いつも横にいる”って、何かプロポーズみたいやね」と返したら
「……そう取ってくれて構わん」
とぼそっと言いました。
ねこもも夫婦の場合のプロポーズ、これww
他にちゃんとしたプロポーズらしい会話、無し!!
そして確かこの会話の翌日だったか、えらく仕事の帰りが遅いと心配していたら、
帰宅するなり某貴金属メーカーの袋を無言で渡され、中には可愛らしい指輪が入っていた、というオチ。
「もーめっちゃ焦った!生徒に見られたらどうしようって、めっちゃドキドキしたわ!!」
…学校の先生は、お買い物も大変みたいです(笑)
思い返すと、夫も今よりちょっとは可愛気があったなあ……。
そういや、その後結婚して、すぐに三学期が終了しました。
終業式の日、生徒さんたちから可愛らしい色紙をいただいてきた夫。
『すてこて、結婚おめでとぉ
』『珍文漢文、一年間ありがとうございました!』
「……ねぇ、『すてこて』ってあんたのアダ名?どういう意味?『珍文漢文』ってナニ?」
と尋ねたら
『すてこて』=『すってん古典(スッテンコテン)』の略、
『珍文漢文』=『ちんぷんかんぷん』
だそう(夫は国語の教師です)。
……カッコよくない。分かってたけど、夫、カッコよくないよorz
ちょっとエエこと言ってくれたけど、『すってん古典』……
所詮、艶が旦那にはほど遠いわな。