小泉和裕指揮、神奈川フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行ってきました。
ホールは、みなとみらいホールでした。
春めいたみなとみらい、多くの人でにぎわっていました。
プログラムは
シューマン 交響曲第1番「春」
レスピーギ 交響詩「ローマの噴水」
レスピーギ 交響詩「ローマの松」
アンコールはありませんでした。
今日のコンマス、石田さんじゃなくゲストコンマス、肩透かしでちょっとがっかり。
でも演奏は石田コンマスの時と遜色なく引き締まった演奏でした。
石田さんの体全体を使った渾身の統率が見られなかった分少し大人しめの演奏に聴こえました。
「アッピア街道」はもっと弾けて欲しかったです。
小泉さんの指揮はいつもながら堅実、「春」の出だしはバリッと響く弦の轟音でのスタートでしたが、柔らかくほのぼのとした温かさを感じさせる演奏でした。
レスピーギは多彩なオーケストレーションを達者な各パートの演奏で楽しませてくれました。
「春」で「上手い!」と思ったのがHrの3番の奏者。
曲ごとの座席表が配布されたおりお名前は「白井有琳さん」です。
プロフィールを検索してみると大学卒業間もない新進気鋭若手奏者でした。
これからの活躍に注目したいと思います。
Hrといえば「春」はTopが豊田さん、後半のレスピーギは坂東さんでしたが、なんと1アシに豊田さんという豪華な布陣。
神奈川フィルのHr素晴らしいです。
終演後お見送りが復活していてビックリ。
コロナ禍で取りやめていたものを3年ぶりに復活したそうです。
Va主席の大嶋さんにまで見送って頂き最後に大きなプレゼントを頂いた気分のコンサートでした。