貴布袮神社と六地蔵さん

豊前国小倉長浜の鎮守、貴布袮（キフネ）さん。鳥居には延宝7年(1679年)と刻まれています。
漁師町らしく海人の守護神貴船神社の系統ですね。祭神は高淤加美神（タカオカミノカミ）、闇淤加美神（クラオカミノカミ）、上筒之男神、中筒之男神、事代主神、綿津見神を本殿に、蛭子社、榊姫社、八大龍王社、役の行者は相殿に祀っています。

拝殿木鼻の象と獅子、これは向かって右の阿。象さんは舌まで出してますなぁ。

此方は向かって左の吽

先祖の名が残る灯篭と記念写真でございます。灯篭に刻まれた名前は真ん中が大叔父、左は祖母の実家の大伯父、右が父。

長浜漁港入り口の六地蔵さん。砂津川河口右岸船揚場の傍に居られます。
昔は「六地蔵さんを浜の方に入って2筋目を右へ、」という風に道案内の基点になってました。
今はどうなんやろ？

北九州市小倉北区長浜町2番（貴布袮神社）、北九州市小倉北区末広１（六地蔵）
「Today's maido」2011/1/4 に関連記事があります。