名古屋高校サッカー部の取り組み(1)水素吸入 | ドングリクンパパのブログ

パパが読んでいるビジャレアル佐伯さんの記事をリブログして書かれていた記事をちらっと読んで興味をそそられてね。名古屋高校サッカー部の監督さんのブログ、他の記事も読ませてもらったらスゴイね、志高くかつ柔軟な発想で様々な試みをされている。で、いくつかピックアップさせて頂こうと。

https://ameblo.jp/yamadatakehisa/entry-12776550186.html

 

まず最初に最も怪しげな(笑)取り組みから。水素吸入だね。でも調べてみたけど怪しいなんてとんでもない、なるほど~、こうして世界って変わって行くんだなと。サッカーやスポーツだけじゃない、癌治療なんかも大きく変わる可能性がある(既に取り入れている病院も全国に多数ある)。

 

パパは基本自然派?みたいな立場で薬より食事、対処療法より根本原因改善、科学の進歩より森の散歩に興味がある、、、方だと思う。でも同時にこうも考えてる。科学、化学、医学の進歩によって人類は右肩上がりで寿命を延ばしていると。かつて結核は不治の病だったよね?

 

水素はそうした意味で世界を変えていく可能性を持っている。かつて大流行の上、すっかり廃れてしまった水素水とは違い、水素吸引は既に医療の現場において厚生労働省が正式な治療として認めた分野もあるのだ。そしてスポーツの世界も変わる可能性がある。ただし、、、パパの思うところを書いてみたい。

 

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名古屋高校サッカー部さんでは水素吸入装を2台設置し、選手が自分の好きなタイミングで水素吸入できるような取り組みをしているそうだ。

https://ameblo.jp/yamadatakehisa/entry-12780021982.html

 

記事には水素吸入の話と同時に「チームトレーナーの推奨する日々のセルフケア」や「データベースを導入したインソール開発の試み」についても書かれている。それらは全て「いかに怪我をせずにハイレベルのトレーニングを続けられるか?」という視点から進められている取り組みだね。

 

「部全体で怪我人をいかに減らすか」という点が実はチームの実力と非常に密接な関係にあり、そこを科学的に改善していこうというスタンスは青山学院駅伝部にも通じる考え方だね。上記の記事にはないが、新たな人工芝のグラウンドを整備した際に「足の負担」という視点からも芝の選定を行ったという記事もあった。

 

こういう視点の試みってもうプラスしか生まないからほんと素晴らしいと思う。怪我予防は当然個々の技術レベルにも直結するし(怪我で休まない分成長するに決まってるよね)、チーム力にも直結する(大事な試合でエースがいないみたいなことが減るからね)。でも一番大事な事はそれによって「選手が間違いなく幸せになる」という点にあると思う。

 

技術力やチーム力って言うのは相対的なものだからね。どんなに技術力やチーム力が上がっても、相手が同じだけ上げてきたら勝ったり負けたりなわけで。先に取り組んだ方が上に行ったとしても、周りが真似すれば追いつかれるしね。

 

でも怪我しないって、選手やその家族にとってほんとそれだけで幸せな事だよね。だって怪我で練習できない、試合出れないのが一番辛いもんな。ほんと怪我ってヤダよね。そして怪我予防で怪我を減らそうという努力を、仮にどんなにいろんなチームが競争しても、それで増える幸せの数は相対的なものじゃない。絶対数が増えていくんだよな。

 

やった人み~んなが幸せになる。ここが怪我予防の取り組みの根本的な大切さだとパパは考えている。

 

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さて水素吸入である。色々パパも調べてみたよ。これを理解するにはまずミトコンドリアの働きから理解する必要があるようだ。私達の体内においてミトコンドリアは酸素を使ってエネルギー生産を行う。その際に副産物として活性酸素というものが出来る。

https://mitaka-hc.com/me/me16.html

 

この活性酸度は主に2種類に分けられる。体内の様々な活動に不可欠な善玉活性酸素と、体内の細胞を酸化させる(=錆びさせる=損傷させる)悪玉活性酸素だ。この細胞の酸化が進んだ状態を「老化」と言う。また酸化の進んだ細胞はあらゆる種類の病気を引き起こす原因となる。まあ要するに身体が錆びちゃった状態だよね。

 

つまり如何に悪玉活性酸素を素早く取り除くか?これが全ての健康の鍵となる。抗酸化という言葉がもてはやされているのもここから来てるんだね。有名なところではビタミンACE(3つ合わせてエースとも呼ばれるね)やポリフェノールなどに高い抗酸化能力があると言われている。

 

しかしビタミンは悪玉活性酸素を取り除く力を持っているが、同時に善玉活性酸素も取り除いてしまうそうだ。ところが!驚いたことに体内に入り込んだ水素はその形状から悪玉活性酸素のみと結び付きやすく、結合すると水になって排出されるという。つまり水素を体内に取り入れることで悪玉活性酸素だけを取り除くことが出来るのだ。

 

更に水素はミトコンドリアの活動そのものを刺激して高め、免疫活動を高める作用もあり、更に毛細血管を増やすことも確認されている(名古屋高校さんの記事にも画像があるよね)。更にこれまでの治験で副作用が確認された事が一度もないという。まとめるとこんな感じだ。

 

ミトコンドリアによるエネルギー生産

副産物(悪玉活性酸素/善玉活性酸素)が出来る

善玉活性酸素は免疫活動など有効な働きをする/悪玉活性酸素は細胞を酸化させて損傷させる

水素吸入

水素と悪玉活性酸素が結合し水となって排出される(分子の形状的に悪玉活性酸素としか結び付かない → つまり善玉は身体に残し、悪玉だけ排出する事が出来る!)

 

(他水素には「免疫活性化」「毛細血管を発達させる」など様々な効果がある。水素は世界一小さな分子なので吸入により身体の隅々まで行きわたり易い。かつ水素吸入による副作用は現在までひとつも確認されていない)

 

なんだか余りにも良い事尽くしで逆に怪しく思っちゃうよね?でも2016年に実際この水素の力を利用した医療が厚生労働省から認可が下りたのだ。心肺停止の状態時に水素吸入を行うと、生還した際の重度の後遺症をかなり減らせるそうだ。

 

心肺停止後、運良く再び血流が流れ出すと体内で一気に大量の活性酸素が生まれ、それが組織を損傷させてしまう。これが後遺症の元となる心肺停止後症候群だ。

https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20141111_01/index.html

 

上記は2014年に発表された慶応医学部の論文を元にした記事だが、この2年後に厚生労働省の正式な認可が下りた。つまり水素の活性酸素を取り除く能力については間違いないのだ。そしてそれが間違いない以上、今後あらゆる分野でこれが活用されるようになるのも間違いない。

 

まずはなんと言っても癌治療だろう。活性酸素による細胞の損傷が癌の元になるのはほぼ間違いがないからね。既に全国500以上の医療機関で水素吸入が癌治療の一環として取り入れられている。これについてはまだ厚生労働省の認可は下りていないので(治験には時間がかかるだろう)現在は自費治療となるが(ただし他の高額な癌治療と比べれば激安だ)、その効果はかなり高いらしい。

 

ちなみに下記の医師が第一人者として知られているようだ。

https://kc-iimc.jp/director/

 

上記を読むだけで「ああ、この人は本物だ」と分かる。オブジーボなど先端治療も、既存の抗癌剤治療もきちんと取り入れつつ、様々な形で免疫を上げて総合的に癌に打ち勝とうという姿勢だよね。素晴らしいと思う。患者さんとの信頼関係が大事という言葉にもぐっと来るね。既に実績を出されているし、著書もいくつかある。

 

 

 

 

 

下記の病院でも水素吸入を取り入れている。この記事によると、水素は癌発生の元となる活性酸素を取り除くだけでなく、T細胞の免疫を再活性化させる作用があるらしい。

https://kyoto.krg.or.jp/treatment/hydrogen/

 

本庶佑氏が発見した免疫のブレーキ(これにより2018年にノーベル賞受賞)に効くオブジーボ(免疫チェックポイント阻害剤)と同じ効果があるということだね。

 

パパは家族ぐるみの付き合いだった友人を癌でなくした話を記事にした事がある。当時オブジーボはまだ実験的に限られた大病院で治療が開始された段階だったけど、その存在をネットで見つけて彼女に紹介し、実際投与まで行くはずだったのだが、、、直前に体調が悪化してしまい間にあわなかったのだ。思いだすだけでも泣けてくるよ。あの時水素の事を教えてあげたかったよ。

 

上記にも書いたが結核はかつて不治の病だった。癌もきっとそうなって行く。水素も間違いなくそこに貢献すると思う。今治療されている方々に1日でも早く明るい未来が訪れますように!

 

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話がサッカーから少し脱線したね。次回はこの水素吸入とかつて流行した水素水との違いや、サッカーやスポーツとの関係、実際の水素吸入機の比較などについて書いてみたい。

 

 

↓次回詳しく書くけど、個人が治療ではなくスポーツの疲労軽減として取り入れるならまずはこれで良いのではと思っている。鹿島アントラーズユースで行われた実験にも下記が使われていた。