22.姫ヶ岳(男鹿市男鹿)

 

標高:337m

駐車場:妻恋峠駐車場

トイレ:なし、展望台にならあります

登り片道:7分 (駐車場から)

スマホ高低差:150m(北登山口-山頂)

おすすめPoint:山頂からの眺めがいい。名所を巡るトレッキングコース

歴史:お玉さんが大蛇に姿を変えた伝説があります。

 

《男鹿の昔ばなし》昔、庄屋に言い寄られた「お玉」という娘が望まない婚姻を強いられ、(昔、第二火口には水が溜まっており)池に身を投げ自害した。池は玉の池と呼ばれるようになり(古(旧)玉の池)、お玉は大蛇に姿を変えた。この池は徐々に干上がってしまい、大蛇は現在の玉の池(新玉の池)に移動した。そのとき通った跡が山すそに残っており、蛇越長根(じゃこしながね)と呼ばれている。

 

江戸時代の紀行家・菅江真澄は日記『男鹿の秋風』に、寒風山と2つの玉の池の絵を残している。

 

道案内

今回のご紹介は男鹿の寒風山の横です(阿仁にも「姫ヶ岳」があります,,,)

 

まず「寒風山回転展望台」を目指します(寒風山(男鹿市脇本)に地図あり)

妻恋峠まで来たら、寒風山の反対側が姫が岳です。

ここに駐車場がありますのでここを起点とします。

 

ここを「東登山口」というようです。

この山、「カリアゲくん」のようですね

 

けっこうな急勾配を登ります。斜度は32度でした(スキー場の上級コースくらい)

まだ、四つん這いにはならないですね笑

 

息を切らしながら、頂上到着です

「アズマギク」が多数咲いていました

 

ここから北西に道が続いています。これが「蛇越長根」ですね音譜

 

先程の草原とは打って変わって、茂みの中を歩きます

 

溶岩地帯もあり、手袋着用です拍手

 

これは、山焼きの跡ですねメラメラ

  

 

第2火口の外輪山を進み、もう1個の山の頂上に着きました。

ここが「蛇越長根分岐点」です。遠くに見えるのが寒風山展望台

 

蛇越長根は、物語では新玉の池に向かう尾根です。

地形としては、この分岐点が第1火口と第2火口の外輪山の境目になります

               ここ下矢印らへん

 

「鬼の隠れ里」へ向かいます左矢印

 

「鬼の隠れ里」は大噴火口(第1火口)の中にあります

つまり第1火口の外輪山を進んで行きます

 

途中、溶岩のテーブルを見つけました

いばらに引っかかりながらここに登ると、まさにステージスター(リュックを置きカメラ)

勝手ながら「鬼のステージ」と名付けました。

遠くに男鹿の最高峰(本山715m)が見えますので、「映え」スポットにどうぞ

 

あれあれ、道が怪しくなってきたぞ、、、

 

ここからは、遠くに見える外輪山の道筋の方角から外れないように笹藪を進んでいくしかありません。(視界が悪い時は危険ですね)

いばらも生えてますので、長袖長ズボンの方がいいみたい

 

タニウツギがもう少しで見頃です(5/11)

 

うあ~道が左にそれているみたいだけど~

あっ、下に道が見えました。あの道につながれば、

 

四輪車の通れる道に出ました。「蛇越長根北登山口」でした。

 

 

ここを右に進むと、見えてきました。「鬼の隠れ里」

軽自動車と大きさを比較してください。けっこう大きいです

 

 

「弘法の硯(すずり)石」は右はしです。確かに水が溜まっています

そこまで登れます。注ぎ口はなく、不思議ですね

ペットボトルは、大きさの比較です。この水を入れた訳じゃないよ笑

 

岩の上には「南妙法蓮華経」と刻まれてます。鬼封じでしょうか?

鬼が出てきそうなのでそこまでは登りませんでした

 

ちなみに、本当は鬼が積み上げたのではなく、溶岩の噴火でした

 

帰り道は、大噴火口の中の平原を歩き、

 

道路に出ました。あ、「風穴」忘れてた!!

 

でもその入り口は、駐車場から300mおりた所でした

第2火口に入っていきます

 

これが「古 玉の池」ですね。確かに水は干上がっています

 

看板がありました(無いと見落としそう)

穴らしい穴はありませんが、冷気を感じます

(残念ながら、小さな虫が飛んでいて顔を近くに寄せられませんでした)

まあ、ここら一帯涼しいような気がします

おそらく溶岩のスキマはここだけじゃ無いんでしょうね

 

どうでもいいのですが、こんな所にまで 【ピンクテープ】

景観を崩しますので、ちょっとやりすぎなのでは?(とても灌木の伐採とは思えません)

 

その時びっくりマーク、ニョロニョロ君ヘビ、マムシですね

顔が大きかったので、何かを咥えていたのかもしれません

すぐに岩の隙間に入っていってしまいました。岩の隙間はマムシの住処なんですね

皆さん、岩の隙間には手を入れないようにしてくださいドクロ

 

あ、ここは「古 玉の池」のそばびっくりマーク あの蛇は「お玉さん」ニコニコ

 

妻恋峠に戻ってきました(お玉さん結婚してないのに「妻」はおかしいですね?)

ここまで自転車で来た人がいました

 

今回のトレッキング中、すれ違う登山客は一人もいませんでした泣

 

このあと、車で移動し、「板場の台」へ

ここは溶岩の流れ道がわかります

 

次は「新玉の池」へ

「お玉さん」はお留守のようでした(古巣に里帰りしていました)。

 

*ちなみに、マムシは泳ぎが得意です。池を泳いでいたマムシを、村人が姫の化身と考えてもおかしくはありませんねニヤリ

 

逆に白蛇が女に化けた話が 明田富士山 (秋田市):日本一低い富士山(富士太郎の山) にあります。興味を持ってくれたら、クリックしてねビックリマーク

 

 

 

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