私のブログでもたびたび登場しましたが、生まれつき脚に障害を持った子で、母馬が育児をできない代わりに、結似ちゃんという優しい馬に育てられました。
その結似ちゃんと一緒に2016年にさくらちゃんは時之栖にやってきました。
自力で起きている時もあれば、横になって寝ている時もありました。
ふかふかの寝藁やオガ、さくらちゃんに負担がかからないようにスタッフさんが一生懸命考えながらお世話をされている様子に本当に頭が下がりました。
余命3か月と言われながら、この時まで生きてこられたのは、さくらちゃんの強い生命力だけでなくスタッフさん、または結似ちゃんの愛情ならではと思います。
さくらちゃんへのメッセージを届けてきました。
スタッフさんからのメッセージですが、
この中の文章で「19日以降にさくらを訪ねて来援してくださった皆様、日々応援の声をかけてくださった皆様に、事実を申し上げることができなかったことを、心からお詫びいたします」とあります。この一文にスタッフさんの想いが込められているような気がして涙が止まらなくなりました。
このような観光施設でありながら、起き上がれない馬を最期まで一生懸命お世話してくださったことにただただ感謝しております。
結似ちゃん、1人になっちゃったね。
実の娘のように育てたさくらちゃんはもう居ない。
スタッフさんを追いかけて扉を開けようとしているのが印象的でした。
それから、さくらちゃんの馬房の中ものぞいていました。
さくらちゃんの馬房はこのように愛でいっぱい。
2016年、さくらちゃん来場年。
2017年
まだ、小さいので体を支えられるのか、歩いている姿もたびたび。
2018年。お昼寝。
2019年。
2020年。
2021年。馬房にいる時間が多くなりました。
2022年。外でひなたぼっこ。
2023年。
これが私の撮ったさくらちゃんの最後の写真です。
その後は会いにいっても、いつも馬房で寝ていました。
そして今年、1月9日に時之栖へ訪問していますが、その時は注意書きがあり、さくらちゃんの様子を見られなかったので具合が悪いのかなと心配していたところでしたが、それから10日後に亡くなりました。
さくらちゃん、あなたの事を心配しながらも応援しているファンが沢山いましたよ。
また、その懸命な姿に勇気をもらっていた方もいたでしょう。
天国では思いっきり駆け回ってほしい。とにかく沢山沢山!!どうか結似ちゃんを見守っていてくださいね。
ありがとう。さくらちゃん!!