燃えよドラゴン | 中国武術研究家のブログ

中国武術研究家のブログ

30年以上にわたって中国武術を研究してきた者のブログ

http://baguazhang.mu-sashi.com/
東京八卦掌研究会


    
 映画館に行ってしまった。
 観客は私と同年代あるいは少し上のおじさんあるいはおじいさんばかり。逆になんか居心地は良く、映画に集中できる。
 懐かしさで一杯になる。
 女性の観客が一人だけいた。珍しいと正直思ってしまった。
 特に今回改めて見て思ったのは、やはり巌流島の戦いへのリスペクトと思える部分があると言うことだ。
 ブルース・リーは映画の反日のストーリーとは別に同じアジアの日本へのリスペクトがあると思う。そこはなんかうれしいところだ。
 そして私もブルース・リーと接点がないわけではない。武を真に求めれば見えないつながりがあるものだ。
 特に今回気づいたのだが、冒頭にリーは、戦うなら銃だと言い切るところがある。ブルース・リーは真に武を求めた人だと私は改めて思った。
 そしてこの映画そのものがブルース・リーの戦いであった。それは今も輝いている。