ある医師の死 | 中国武術研究家のブログ

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 報道であったが、ある若手医師が過労で自ら命を絶ったとのことである。

 しかし、死者に鞭打つ訳ではないが、そう言う選択をする前になぜ逃げられなかったのだろう。

 医師の免許を、持っているなら、逃げても少なくとも食いっぱぐれることはないだろう。また、我が国には最後は生活保護もある。もっと、厳しく追い詰められて、なんとか頑張っている人も現実はたくさんいる。

 要するに、この医師は人生は戦いであると言うことを理解できなかったのだろう。人間は動物と違い、生まれながら戦う技術を持ってはいない。武術が存在するように、やはりそれは学習をするべきことなのだ。

 戦う技術は必要だ。だからこそ、火器のある現代でもいまだ武術が存在し続けているのだろうと思う。戦う技術というのは武術で使う技とは限らない。

 

 例えば、以下の面白い動画は賛否もあるだろうが、一面、生きることの真理をついていると思う。