父が亡くなり、実家と離れて住んでいる私は、
母の代わりに合間を見ていろいろなものの名義を
父名義から母名義へと名義を変更し、引き落とし
口座を変更しています。
しかし、ここで障害が。。。
個人情報保護です。
父がネット上でユーザー登録をしていてかつ
ＩＤやﾊﾟｽﾜｰﾄﾞを残しておいてくれたものに
関してはネット上から名義変更して、そのあと
引き落とし口座の変更をすればよいのですが、
そうでないものは電話が頼りです。
電話すると、まずは電話がつながりません。
１０回ぐらいかけなおすと次に出てくるのが
音声案内そしてオペレーターにやっとこさで
繋がります。この間、およそ１０分。
事情を話して名義変更をお願いすると、
「本人確認ができません。」ときたもんだ。
そりゃそうだ本人は亡くなってこの世にいない
んだもん。
契約番号はなんとか調べたけど、先月の
使用量とか請求金額とか、都合よく先月の
請求書が残っているとは限らんでしょ。
じゃあ実家に名義変更依頼書と口座振替
依頼書を実家に郵送してください。実家の
母に書いてもらいますとお願いすると、
一旦承諾しておいてその１時間後、
会議中に１０回も携帯電話に電話して
きました。
不思議に思い休み時間に電話を取ると、
「やっぱり本人確認ができないので
書類を送るわけにはいきません。」
頭に来ました。
携帯電話に至っては、「解約するには
死亡診断書が必要です。」で、それを
クリアしたら今度はファミリー契約と
なっているので母の携帯も一緒に
使えなくなりますとさ。
母を連れてきていたので、名義変更して、
母の携帯の契約を切るのが精いっぱい。
母の電話番号を生かすとなると２時間
かかります。二人で固まってしまいました。
ガラケーしか使ったことのない母親は
使い慣れないスマホに変えられた上に
電話番号まで変わってしまって困って
います。
故人の思い出や感傷に浸ると
いうよりはどっちか言うと個人情報の
壁に精神を削られてます。
さうがに疲れました。
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