「おしっこを出す」と「自分の内側を見る」が同じって、どういうこと? | あなたと動物をつないで癒す獣医☆しのちゃんのブログ

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動物たちとご家族と出会って、いっしょに笑ったり泣いたりする25年は私にたくさんのことを教えてくれました。
動物たちは「私とは何か」に気づかせてくれます。

尿道閉塞(尿閉)というおしっこが出なくなる病気があります。

犬さんや猫さんの男の子の尿道は細くて長いので

砂のような結晶や結石やドロドロしたものが尿道にあると

途中で詰まってしまうことがあるのです。




あなたと動物をつないで癒す獣医☆しのちゃんです。


おしっこが出ないと大変です!

膀胱はパンパンになり、カチカチになります。

出したいのに出せない・・・苦しい状況です。

24時間おしっこが出ないと尿毒症になって、命に関わります。

動物病院ではよく遭遇する場面です。

一刻の猶予もありません。


そんな時、どうするか!


そうです!

まずおしっこを抜いてあげます。

尿道カテーテルが通るなら入れますし、

砂でザリザリだったり、尿道が腫れて狭くなっていてカテーテルが通らなければ

お腹から針を刺して注射器で抜いてあげます。

こんな時のおしっこはたいてい真っ赤、血尿です。



意識朦朧としている子を除いて

おしっこが出てしまうと、動物さんはなんともホッとした顔になります。

怒りんぼさんは怒りながらでも。




私もこの時はホーーーっとします。

自分も、ものすごく我慢していたおしっこを出せたあの気持ちになります照れはあ〜〜

命に間に合ってよかった!と思います。


それから、必要に応じて、

また閉塞しそうなら尿道カテーテルをつけっぱなし(留置)にしたり、

腎機能不全の治療をしたり、

手術で新しい尿道口を設置したりします。



おしっこが出なければ、おしっこを出す。


皮膚が裂けていれば、皮膚を縫う。


骨が折れていればつなぐ。


動物病院では普通のことです。




では、


この子(動物さん)を見ると心配ばかり湧いてくる場合はどうすればいいか。



今の心配な状況で、対処ができるものはしますよね。

濡れていれば拭いてあげる。

寒くて震えていれば温めてあげる。

トゲが刺さっていれば抜いてあげる。

必要なら動物病院に診察に行く。



動物さんに限らず、ご家族のことだって、ご自身のことだって同じですが、


やることをやっても、

それでもこの子についての心配や恐れがついて回るという場合は



あとはやることは一つです。



ご自身の内側を見ていくだけ。





この心配がどこからきているのかじっくり観ていきます。




そうすると、だんだん


起きたことで心配しているんじゃないことがわかります



おしっこが出ない→おしっこを出す

皮膚が裂けている→皮膚を縫う

骨が折れている→骨をつなぐ

相手への心配や恐れが続く→自分の内側を見ていく 


どれも同じで解決方法です。普通のことです。


ちょっと強引な論法ですか?


相手への心配や恐れが続く→自分の内側を見ていく 

これは、これからのスタンダードになっていくでしょう。


というか、


もうずいぶん前から世の中の大きな流れになっていますよね。





そんなお話をいっしょにしませんか?





  【動物さんとわたしのそのまんま】 獣医しのちゃんのお話会


〜動物さんへの悲しみと「かわいそう」を終わらせて

 その子がくれた幸せそのままに生きよう〜


しのちゃんが本気でお伝えします。


●オンライン

◾️日時 4月29日(月)20:00〜21:30

◾️場所 ZOOM

◾️料金 4,000円

◾️定員 6名さま

詳細やお申し込みはこちらから👇



●リアル(対面)

◾️日時 5月8日(水)14:00〜16:00

◾️場所 広島県三次市 (参加者さまに後日お知らせします。)

◾️料金 4,000円

◾️定員 5名さま

詳細やお申し込みはこちらから👇



あなたのご参加をお待ちしています!






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